チェコ東ボヘミア地方のドルニーモラヴァ (Dolní Morava) は、ポーランドとの国境に近いマウンテンリゾートです。
1年中オープンしており、アクティビティ満載で季節を問わず楽しめます。
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ドルニーモラヴァ観光の見どころ・モデルプラン
私は下記のルートで回りました。所要3時間くらいです。
- リフトで山頂へ
↓
- スカイブリッジ (Sky Bridge 721) を渡る
↓
- 復路は山道をトレッキングして戻る
↓
- スカイウォーク (Sky Walk) で空中散歩
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- コースター (Mammoth Alpine Coaster) で下山
リフト
▼左側に、下山に使うコースター (詳細は後述) が見えます。
▼空が曇っているのが残念ですが、良い眺め♡
▼約10分で山頂に到着!
リフトは、人と自転車 (マウンテンバイク) を同時に載せることも可能で、欧米人ライダーの方を多数見かけました。
下山する際も、同様にリフトを使うこともできますが、コースターのほうが人気&ライダーの方はマウンテンバイク用のトレイルで下っているので、リフトの下山側はガラガラでした。
スカイブリッジ (Sky Bridge 721)
2022年5月に一般公開され、歩行者用の吊り橋としては世界最長の721m!!!
最高点 (谷底から最も高いところ) は地上95mで、30階建て以上のビルの高さに相当します。
※ベビーカー・車椅子・ペット禁止、子供は大人の同伴が必要
▼スカイブリッジの入口
高所恐怖症の方にとっては、足を踏み入れるのに勇気が必要かもしれません(笑)
ゆかり
橋の上から田園地帯を一望。右側にスカイウォーク (詳細は後述) が見えます。
写真だとあまりスケールが伝わらないので、公式YouTubeの空撮動画を貼っておきます。
冬季は雪景色なので、さらに美しさが増しますね…!
風が吹くと少し揺れますが、橋そのものがかなり頑丈な造りになっているので、私は全然怖くなかったです。
ちなみにこの橋は一方通行で、後戻りはできません。
ゆかり
歩道の幅が1.2mなので、大人2人がギリギリ並進できるくらいです。
復路は、1.9kmの山道をトレッキングして戻ります。
途中、左側にスカイブリッジが見えます。あらためてめちゃくちゃ大きい…さすが世界一…!
▼トレッキングの最後は急な下り坂
スカイウォーク (Sky Walk)
螺旋状の造りになっており、近くで見るとかなり迫力があります。
景色を楽しみながらスロープを登っていくのですが、途中にショートカットコース▼もあります。
スロープを一周するごとに、少しずつ空に近づいていくような感じがします。
▼ここからもスカイブリッジが見えます
▼別の方角にはリフトが見えます
▼スカイウォーク頂上の床はネットになっていました
戻る際は、急角度で超スリリングな滑り台を滑り降りることもできますが、私が訪れた日は何故か休止していました。
こちらも公式YouTubeの空撮動画を貼っておきます。
コースター (Mammoth Alpine Coaster)
最後に、コースターで一気に下山します。
全長3kmで、チェコで最長、ヨーロッパで 2 番目に長いコースターです。
回転率はそこそこ高そうですが、コースター乗り場で順番待ちをしている際、途中で大雨が降ってきて一時中断したので、30分くらい並んだと思います。
ゆかり
コースターは1~2人乗りで、サイドレバーを前に倒すと進み、後ろに引くとブレーキがかかる仕組みでした。
最大速度は 50 km/h ですが、レバーで速度が調整できるので、絶叫マシンが死ぬほど苦手な人を除き、誰でも楽しめるアクティビティだと思います。
ただ、あまりにもノロノロ走っていると、後ろがどんどん詰まってきます(笑)
こちらも公式YouTubeの動画を貼っておきます。
ドルニーモラヴァ観光の注意点
ハイシーズンは予めチケットをWeb購入した方がベター
チケットは現地の売り場でも購入可能ですが、スカイブリッジは一度に渡ることができる人数に制限があるため、希望の時間帯に入場できない可能性もあります。
確実に入場したい方は、予めチケットをWeb購入した方がベターです。
夏季でも防寒対策が必要
リフトで山頂に登ると、一気に気温が下がります。
私がドルニーモラヴァを訪れたのは夏 (9月中旬) でしたが、気温は10℃を下回っていました。
途中で雨が降ってきたり、スカイブリッジの真ん中は強風だったので、体感ではもっと寒かったです。
ゆかり
レインウェア (雨具) は必須
「山の天気は変わりやすい」と言われるように、天気がコロコロ変わるので、予測が難しいです。
約3時間の滞在でしたが、この短時間で「晴れ」「曇り」「雨」を繰り返していました。
リフトやコースター乗車時は傘をさすことができないので、レインウェアは必須です。
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2022年時点では、個人で行く場合は車が無いと厳しいですが、交通の便が改善されることを願っています。
チェコ政府観光局にご招待いただき、旅費 (宿泊費・食費・アクティビティ代金など) を負担していただいています。