フランス最東端のアルザス地方に位置する小さな街、コルマール (Colmar)
ジブリ映画の「ハウルの動く城」や ディズニー映画「美女と野獣」の舞台となった場所と言われています。
実際にコルマールを訪れた私が、おすすめ観光スポットを集めてみました♡
もくじ:タップで該当箇所にジャンプ
まずはコルマールの運河沿いの小道を散策♪
夏の時期は、運河沿いに色鮮やかな花がたくさん咲き誇り、たくさんの観光客で賑わっています。
Petite Venise (プティット・ベニス)
ガイドブック等でよく見る、コルマールといえばここ!的な有名スポットです。
ドイツとの国境に近いこともあり、この地方特有の木組みの建物がパステルカラーに色づけされていて、とても可愛らしい街並みとなっています。
「ベニス」という名前から、イタリアの水の都「ヴェネツィア」を彷彿とさせるような街並みです。
(本家よりだいぶ規模は小さいですが…笑)
水路の規模と数はそれほど多くないですが、ボートに乗って運河巡りをすることができます。
列に並んでボート待ちをする観光客たち。プティット・ベニスから運河沿いを南に歩いたら、船乗り場▼に辿り着きます。
▼のどかな時が流れています
運河沿いに植えられた本物の生花も美しいですが、川に浮かんでいる人工的な花のモチーフも可愛いです。
コルマールの可愛いレストラン
コルマールのレストランは、それぞれに可愛らしいモチーフがあります。
Brasserie Des Tanneurs
プティット・ベニスから少し歩くと、赤いハートのモチーフに溢れた、可愛いすぎる建物を発見♡
この空間だけ、バレンタインデーが訪れたような雰囲気です。
こんな可愛いレストランとか、反則じゃありませんかっ?!(笑)
あまりにも可愛すぎて、私含め、写真を撮りまくる観光客多数。
ちょうどお腹が空いていたので、完全に外観重視でこのレストランをチョイスしました(笑)
この外観 (見た目) に釣られて入店する観光客は、私だけではないはず…。
内観は、可愛いというよりオシャレな感じでした。
人通りの多い道路沿いにあるということもあり、ひっきりなしに客が出入りしていて、店内はすぐ満席になりました。
店員さんは大忙しで、呼んでもなかなか捉まらないことも多かったですが、皆笑顔で感じが良かったです。
Le Petit Tanneur
上記で紹介したレストランが面しているタナール通り (Rue des Tanneurs) 沿いを数十mほど歩くと、またもや可愛いレストランが!
こちらはスプーンとフォークのモチーフなんですね♡
ただ、せっかくの可愛い外観が、目の前に道路標識に邪魔されてる感が否めない…(笑)
Le Stam
こちらはドミニカン教会 (Eglise des Dominicains) の前にあるレストラン。
木組みの周りにジョウロがたくさん飾られています♡
▼おそらく本物のジョウロっぽいです。
コルマールのお土産屋さん
コルマールはギフトショップも可愛さ全開です!
Au Vieux Pignon
この画像の左側のお店です。この店で売っている “お土産” よりも、私が心奪われたのは・・・
▼カラフルなハートで彩られた窓!可愛すぎる~♡
窓際に植えられたピンクと赤の花と、すごくマッチしてますね!2階より上は住居?なのでしょうか。
ゆかり
Fortwenger Spices Breads
上記で紹介したお土産屋さんが面しているマルシャン通り (Rue des Marchands) 沿いを数十mほど歩くと、青い外観のお菓子屋を発見♡
中に入ってみると…可愛らしいクッキーのオンパレード!!
これは、もったいなくて食べれないぱたーんですね(笑)
Le Village Hansi (Musee Hansi)
観光客に大人気のお土産屋さんです。
外観を撮影したのが早朝だったので人が居ませんが、日中は多くの団体ツアー客で賑わっていました。
女心をくすぐる、可愛い小物がたくさん売られています。
内観写真も撮ったのですが、カメラの誤操作で写真が消えてしまったので、これは行ってからのお楽しみということで(笑)
公式HPはコチラ>>Marché de l’Oncle Hansi
Au Marché de Riquewihr
お店の名前がこれ↑で合っているのか謎なのですが…ワインやジャム、パン等が売られているお店です。
フランスの民族衣装を着た女性&男性の看板が可愛いですね♡
Waldvogel Chapellerie
こちらは帽子のお店です。フランスのお上品なマダムに似合いそうなデザインです。
ゆかり
ジブリの世界観に溢れた場所
ここからは、日本が世界に誇るジブリ映画「ハウルの動く城」に縁のあるスポットを紹介します。
Maison Pfister (プフィスタの家 )
コルマールの中心部にある、2階部分の綺麗なフレスコ画が目を引く建物。
これといった先入観が無ければ、「ふーん、綺麗だね~」という感じでスルーしてしまいがちですが、“とある理由” で観光客に有名な建物なんです。
これとそっくりな建物が、ハウルの動く城のワンシーンに出てくるんです。
上の方でハウルがソフィーと一緒に空を飛んでいますが、そのすぐ右側の建物ですよ~!!
というか、完全に一致(笑) 気づいた人すごいな…!
ゆかり
La Maison des Têtes (頭の家)
111個の小さな顔の彫刻が施された、ちょっと奇抜な建物です。
たしかに、よくよく見てみると…人の顔がたくさん。なんか地味に怖い…(笑)
現在はホテル兼レストランとなっており、ジブリの映画製作スタッフがここに泊まっていたそうです。
もちろん一般観光客も泊まれますし、ホテル予約サイトにも掲載されています。
コルマールにも日本文化の風が?!
Konjaku
コルマールの可愛らしい街中に、しれ~っと建っているこのお店。
Konjaku…こんじゃく…今昔…って、日本?!
何故フランスの田舎に日本的なお店が?!
▼おおおお、日本の伝統グッズがたくさん…
ゆかり
店員さんは日本人なのかなと思って中に入ったら、フランス人(?)でした。
私は英語もフランス語も話せないので、オーナーが何故このような場所にジャパニーズショップを開いたのか、理由を聞けぬまま幕を閉じましたとさ。
ゆかり
ここに来る前までは、私の中では「コルマール=最強に可愛い街」という認識で、もちろんそれは間違ってはいなかったのですが…。
意外とアジアンテイストな部分もあって、隣国のドイツ以外にも、いろんな文化が混ざってるんだなぁと感じました。
上記のジャパニーズショップもそうですが、例えばこのお店。一見、カラフルなお花に彩られた可愛らしい外観ですが…、
▼近づいてよくよく見てみると…大仏様がいる?なんで?
しかも、このお店1か所だけではなく、別のお店でも大仏を見かけました。
ゆかり
可愛いだけじゃなく、コルマールは意外とネタになる街でした(笑)
コルマールへの行き方・アクセス情報
2007年からTGV (フランス国鉄が運行する高速鉄道) が開通したことにより、パリなどの大都市からのアクセスが良くなりました。
鉄道でパリ (Paris Est) から コルマール (Colmar) へ
パリから直通のTGVもありますが、ストラスブール (Strasbourg) でTGVまたはTERに乗換えが必要な場合もあります。
所要時間は2時間~3時間半です。(列車によって異なる)
私は、日本から飛行機でスイスのチューリヒ空港に行き、バーゼル (Basel) を経由してコルマールまで向かいました。
距離的にはパリよりもむしろ、ドイツやスイスからの方が近いですね。
コルマール駅から市内へ
駅から市内中心部までは、徒歩で15分程度かかります。詳しくは、こちらの地図▼をご覧下さい。
このMAPは、コルマールの観光案内所にて無料でもらえます。地図上の【 i 】の部分です。
さいごに
フランスといえばパリが有名かつ定番ですが、パリから少し足を伸ばしてみれば、こんなにも可愛らしい街と出会えますよ♡
私が行ったことのあるフランスの田舎町の中で、コルマールが最もド・ストライクでお気に入りです。
クリスマスシーズンもかなり素敵だと聞くので、次はその時期に訪れたいですね♪
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