ブドウ畑と城壁に囲まれた、フランスで最も美しい村「リクヴィル」の歩き方

リクヴィル Riquewhir

ドイツとの国境に近い、フランス最東端のアルザス地方に位置するリクヴィル(Riquewhir)。

フランスとドイツの両方の特徴を合わせ持った可愛らしい街並みから、「フランスで最も美しい村」のひとつにも選ばれています。

アルザスの可愛い街・村といえばコルマールが有名ですが、そのコルマール近郊にあるリクヴィルも、ここを見ずして帰国するのはもったいないくらいおすすめの観光地です。

本記事では、そんなリクヴィルの魅力を大公開!♡

また、最後にアクセス情報を記載してますので、この記事を読んで行きたい!と思った方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

リクヴィルの歩き方

リクヴィルは、地図が要らないくらいの小さな村です。

メインストリートはジェネラル・ド・ゴール通り(Rue du Général de Gaulle)。下記地図の水色の部分です。

また、紫色黄土色の部分が「城壁」です。村を四角く囲むように造られた二重の城跡のおかげで戦争の被害を逃れることができ、16世紀当時の面影がそのまま残された、趣のある街並みとなっています。

リクヴィルMAP

リクヴィルまでバスで来た場合、バスは地図上の青い星印★の場所で停車します。

レンタカーの場合は、地図上の【P】の場所が駐車場(たぶん有料?)ですので、そこに車を停めてください。

 

バスを降りると、バス停の目の前に可愛らしい郵便局があります。訪れる際は、この郵便局が見えたらバスを降りてくださいね。

タクシーで来た人も、このあたりで降ろされると思います。

リクヴィル Riquewhir

▼郵便局のお隣にあるのが市庁舎。ここがリクヴィルの入口です。

リクヴィル Riquewhir

門をくぐって城壁の内側に入れば、中世の時代にタイムスリップ。

ここから真っ直ぐ伸びるメインストリートには、レストランやカフェ、ショップ等が並びます。リクヴィルの主要なお店のほとんどが、この通りにあると言っても過言ではありません。

リクヴィル Riquewhir リクヴィル Riquewhir

ドイツ文化の影響を受けた木組みの建物もメルヘンチックですが、フランスらしい可愛いデコレーションが加わり、お店をさらに華やかに魅せています。

こんなにも乙女心をくすぐる外観なので、ついつい中に入ってみたくなっちゃう♡(笑)

リクヴィル Riquewhir リクヴィル Riquewhir

可愛いのは外観だけではありません。お店で売られている商品・小物も洗練されています。

▼こちらはクッキーのお店。可愛すぎて食べれない…♡

リクヴィル Riquewhir リクヴィル Riquewhir

▼マカロンとパン屋さん

リクヴィル Riquewhir

ドイツ名物として知られるハート型の「プレッツェル」が売られている店も多く、ここがドイツの国境に近いことを実感させられます。

リクヴィル Riquewhir

▼レストランもオシャレです

リクヴィル Riquewhir

 

メインストリートも終盤に近づいてくると、リクヴィルのシンボル的な建物、「ドルテーの塔(the Dolder)」が見えてきます。

「市庁舎」と「ドルテーの塔」の端から端まで歩いても約15~20分程度の、本当にこじんまりとした村です。

リクヴィル Riquewhir

▼間近で見上げてみると、より一層美しいです。

リクヴィル Riquewhir

ドルテー周辺にも、可愛い建物が集まっています。この写真▼の左側にあるピンク色の建物は、年中クリスマス用品を売っているお店です。

リクヴィル Riquewhir

店内は撮影禁止なので写真はありませんが、ヨーロッパらしい可愛いものばかりです。見かけによらず中はかなり広くて、商品を眺めているだけでも楽しかったです。

▼こちらはベビー用品のお店。フランス人の赤ちゃんはリアル天使です。

リクヴィル Riquewhir

▼隣町のコルマールに劣らず、リクヴィルもハートだらけの村♡

リクヴィル Riquewhir

 

リクヴィルのお店はほぼメインストリートに集中していますが、奥の通り小道にも可愛らしいお店があるので、お見逃しの無きよう♡

リクヴィル Riquewhir

▼おそらく民家であろう建物も、花で彩られています

リクヴィル Riquewhir

▼扉がブドウ柄に…!オシャレすぎる!

リクヴィル Riquewhir

人通りも少なく、田舎らしい静かな時が流れています。

 

高台から眺めるブドウ畑の絶景

村の散策した後にぜひ訪れてほしいのが、高台からの絶景。

「高台」という場所(施設)が設置されているわけではないのですが、村の北側に位置する山の斜面を登れば、緑に囲まれたリクヴィルの村が一望できます。

参考までに、私は下記の地図のルートで周りました。

(※ガイドブック等に情報が載ってなかったので、この周り方で正しいのかは分かりませんが)

リクヴィル広域MAP

村の散策が終わり、市庁舎から城壁の外に出て左に曲がります。始めは細い小道を進みます。

リクヴィル Riquewhir

そこから再び車道に出た後、えっちらおっちら坂道を登ります。ひ~っ!けっこう遠い~!

しかし眺めは最高です。遠くのほうに、リクヴィルとは別の村 ゼルンベル(Zellenberg)が見えます。

ゼルンベル Zellenberg

途中、ベンチに座って青空ランチをしている集団を見かけました。私もぼっち旅じゃなかったら、ここで誰かとランチしたかったよ~!(笑)

リクヴィル Riquewhir

何分歩いたか覚えてませんが、やっとこさで、それっぽいビューポイントに到着!

上から眺める景色はとっても素敵です。リクヴィルが別名「ブドウ畑の真珠」と称賛される理由が分かったような気がします。

リクヴィル Riquewhir

テンション上がって広角でも撮影。お天気に恵まれて良かった~!最高~♡

リクヴィル Riquewhir

私が訪れたのは8月中旬だったので青々としてましたが、これが秋だと一面黄色になるんでしょうね。

リクヴィル Riquewhir

ブドウ畑の絶景を十分に堪能した後は、坂道を下って村(ドルテーの塔側)に戻りました。

高台までけっこう距離がありますが、それでも訪れる価値は十分にあると思います。

(※「オフシーズン」や「雨の日」だったら微妙かもですが)

 

歩くの無理!という人は、村を走る観光用の機関車(有料)に乗ってください。この機関車は、村のメインストリートだけではなく、城壁の外も周ってくれます。

ただ、高台の上で停車してくれない為、ゆっくり写真を撮りたい人は徒歩か車で行きましょう。

リクヴィル Riquewhir

私は下戸なのであまりピンと来ませんが、ワイン好きな人にとっては、リクヴィルといえば「可愛い村」というより「ワイン・ブドウ畑」のイメージのほうが強いかと思います。

旅中に、「ひとりで旅してるの?あなたそんなにワインが好きなの?」とよく聞かれたので、欧米人にとっては、リクヴィル=ワインなのかもしれませんね。

ネットの口コミを見ていると美味しいと好評なようなので、村のワイナリーでテイスティングしてみたり、レストランでワインを堪能するのも良さそうです。

 

リクヴィルへの行き方・アクセス情報

では、最後にリクヴィルのアクセス情報を。

公共交通機関(バス)利用

公共交通機関を利用する場合、選択肢は「バス」一択です。コルマールからバスが出ており、106番バスで所要約30分、3.7ユーロです。

バス停は、コルマール駅の出入口(観光名所が集まる旧市街方面側)を出てすぐ右に曲がります。106番はいちばん奥です。

▼時刻表はこちらです

【行き】コルマール → リクヴィル

コルマール106番バス時刻表(行き)

【帰り】リクヴィル → コルマール

コルマール106番バス時刻表(帰り)
補足

  • 時間帯によっては本数が少ないので注意。日曜は運休。
  • 一番上の行(Période de circulation)で、「Année」は通年、「Scol」は学期中のみ。つまり、学校が休みのバカンス期間は、ただでさえ少ない本数がさらに減ります。
  • 2017年8月時点の情報です。最新の時刻表はこちらのサイトをチェック>>Haut-Rhin.Fr

上記の事実から何となく想像できるから思いますが、リクヴィル行きのバスは、他のヨーロッパの田舎と同じく地元民が通学で利用するための目的で運行しています。そもそもターゲットが観光客ではありませんので、バスの本数的に、旅人にとっては利用しづらいかもしれません。

このリクヴィルという街、観光客の大半はフランス人&ヨーロッパ人なのですが、観光客の足は自家用車が一般的です。

そう、ここは陸続きのヨーロッパ。観光客は皆、自分の車(またはレンタカー?)でここまで運転して来ているので、バス組は少数派といえるでしょう。

 

タクシ―利用

上記で説明した通り、車利用が一番便利なリクヴィルですが、右ハンドル車に慣れている日本人にとって、フランスでの運転はなかなかハードルが高いもの。

訪れた日がたまたま「日曜」だった為、私は仕方なくコルマールからタクシーを利用しました。

所要約20~30分程度で38ユーロ。ひとり旅だと同行者と割り勘できないので、けっこうなお値段…。

節約パッカー(笑)の私としては、タクシーのメーターがどんどん上がっていくのを見ながらヒヤヒヤ(汗)

また、「帰り」はさらにハードルが上がります。リクヴィルのような小さすぎる村にはタクシー乗り場が無い(常駐していない)為、周辺のそこそこの規模の街から呼び寄せる必要があります。

しかし、食事をしたレストランの店員さんに頼んで電話でタクシーを呼んでもらったら、「今はすべてのタクシーが出払ってるから空きはないの」と言われてしまいました。

日曜だからタクシーの台数が少ない(?)のでしょうか…。ハイシーズンはタクシー運転手も大忙しなのかもしれません。

足が無く困り果てていたら、レストランで隣の席に座っていたイタリア人の老夫婦が「私たち、今日はコルマールの宿を予約していて、あと1時間後に出発する予定なの。あなたも車に乗ってく?」と声をかけてくださりました。

神様来た~!!!\( ˆoˆ )/(感動)

日本でも海外でも、見知らぬ人の車には乗らない私ですが、その老夫婦が気品のある優しそうな方だったので、お言葉に甘えてお願いすることに。

なんとか宿に戻ることが出来ましたが、日曜のリクヴィル訪問はなかなか大変でした。平日か土曜に行くのが望ましいです。

フランスのタクシーは高いので、リクヴィルだけでなく、周辺の「リボーヴィレ」や「エギスアイム」も併せて周りたい場合は、現地ツアーを利用したほうが安く済むのかもしれませんね。

 

* … * … * … * …* … * … *

 

田舎の「街」のコルマールと、田舎の「村」のリクヴィル。

コルマールと比べればかなり小規模で、アクセスもあまり便利とはいえないものの、フランスの豊かで美しい自然を感じられる場所だと思います。

アルザス地方を訪れる際は、「フランスで最も美しい村」リクヴィルに足を運んでみてくださいね(*´꒳`*)

 

リクヴィルへ行く際に拠点となる街「コルマール」への行き方・可愛いスポットを集めてみました♡

ハウルの動く城のモデルとなったフランスの可愛い街「コルマール」の歩き方

2017.10.20