静岡の伊豆高原にある英国風プチホテル、カントリーハウスアヴォンリーに宿泊してきました。
白壁の建物は『赤毛のアン』に登場するアンの家、グリーンゲイブルズをモデルにデザインされていて、ホテル名の『アヴォンリー』はアンの住む美しい村の名前が由来です。
コロナのせいで、かれこれ海外旅行は1年以上ご無沙汰…そろそろ絶命しそうなので、延命措置を取るべく、日本にいながらヨーロッパの雰囲気を味わってきました。
この記事では、ホテルアヴォンリーでの宿泊記を綴っていきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
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ホテルアヴォンリーの施設・客室紹介
まずはアヴォンリーの施設紹介から。
外観・庭
訪れたのが春 (5月) だったので、草花が生い茂ってました。
春や秋ならば、お庭でピクニックとか、テラスでティーパーティーしたら楽しそう!♡
(※1日1組限定で、全館貸し切りプランもあります)
薔薇が咲き乱れる時期かなと思ったのですが、5月上旬だとちょっと早かったようです。
アヴォンリーのロゴにはウサギが描かれていますが、お庭にいたのはウサギではなく猫でした(笑)
ゆかり
フロント・廊下
玄関から入ってすぐのところに、ストライプ模様が可愛いフロントがあります。
2階へと続く階段には、過去のお部屋の壁紙の一部が飾られていました。
(※1986年に創業して以来、壁紙を何度か貼り替えている)
ホテルの至るところに本が置いてあり、自由に手に取って読むことができます。
赤毛のアンの人形と本を発見!
客室
アヴォンリーの客室は全部で7部屋あり、それぞれデザインとテーマが異なっています。
私は、赤毛のアンの雰囲気を最も再現した 208号室に宿泊しました。
カントリー調の内装で、まるで外国の女の子のお部屋みたい…♡
ゆかり
お部屋で赤毛のアンの本を読んだり、テレビを観たりしてのんびり過ごしました。
お部屋の至るところに生花が飾られています。
専用バスルームは、お風呂・洗面台・トイレの一体型でした。
アメニティはタオルと歯ブラシのみですが、備え付けのボトルに入ったシャンプー・コンディショナー・ボディーソープがあります。部屋着の貸し出しは有料です。
アヴォンリーのロゴが入ったルームキーも可愛い♡
オーナーにお願いして、私が宿泊した208号室以外の、別のお部屋も見せてもらいました。
▼グリーンの壁紙が可愛い201号室。屋根裏部屋感がありつつも十分な天井高。
▼海をテーマにしたブルーが基調の角部屋、207号室
同じホテルとは思えないくらい、それぞれテイストが異なるお部屋なので、何度訪れても楽しめそうです!
ゆかり
予約時にお部屋が選べるのですが、基本的には自分の好みで選ぶのがよいと思います。
ただし、下記の場合は選択肢が限られます。
- 3人で宿泊する場合:201、202、204
- 4人で宿泊する場合:204 (※唯一の4人部屋)
- ペットと宿泊する場合:202、204、205
※動物アレルギーなどの不安がある方は、ペット可のお部屋は避けたほうが無難かもしれません。
ラウンジ
ラウンジは1階にあり、宿泊客は自由に利用することができます。
写真だと全然伝わらないですが(笑)、かなり広いです。良い感じのBGMが流れてました。
ラウンジでウェルカムドリンクをいただきました。
貸切露天風呂
専用バスルームとは別に、各部屋 時間ごとに貸し切ることのできる露天風呂 (無料) もあります。
ゆかり
チェックイン時にフロントにて予約します。16時~22時まで利用可能です。
基本は1時間の予約制ですが、空いている場合は何度でも入浴可能です。
シャンプー・コンディショナー・ボディーソープが置いてあるので、お部屋からタオルだけ持っていけばOK。
アツアツのお湯でとても気持ちよかったのですが、脱衣する場所も屋外なので、冬は寒そうです…。
ホテル周辺は明かりが少ない&屋根が無いので、満天の星空と流れ星が見えることもあるらしいですが、逆に 雨が降ったら濡れます。
ゆかり
その他
ペットボトルの水は提供しておらず、ホテルの周辺に自販機も無いですが、2階の廊下に、お湯やお水が入ったポットがありました。
お部屋に冷蔵庫があるので、私は事前に飲み物を買って持ち込み、冷やしていました。
また、私は今回利用しなかったですが、専用エステルームにて、有資格者によるアロマトリートメントの提供もあります。
エステ付きのプラン以外は、オプション (別料金) です → エステメニュー料金表
ホテルアヴォンリーの朝食
朝食は、1階のダイニングルームで提供されます。(8時もしくは8時30分)
2021年4月にリニューアルしたバーカウンターエリアは、ピンクを基調としたデザイン。
アヴォンリーの朝食は 下記の2種類で、
- スタンダード:イングリッシュブレックファースト
- アップグレード:アフタヌーンティーサービスを、朝食仕様で楽しむ “モーニングアフタヌーンティー”
予約時に【アップグレード朝食付】プランを選択するか、もしくはプラス700円 / 人でアップグレードできます。
※宿泊当日の夜までに要予約 (数量限定)
私はアップグレード朝食付プランにしました。
見た目が可愛いのはもちろんのこと、お味もこれまた美味しい!!!
ゆかり
ホテル周辺は別荘や民家が多く、徒歩で行ける距離にコンビニは無いです。
飲食店も少ないため、公共交通機関で訪れる際は注意が必要です。
ホテルアヴォンリーの推しポイント
実際に宿泊してみて、良かった点を挙げると、
平日と土日で宿泊料金に大差が無い
一般的なホテルの場合、土曜日の夜に宿泊すると、平日と比べて宿泊料金が1.5倍~2倍くらいに跳ね上がるので、私はワーケーションがてら平日にホテルステイをすることが多いのですが、
アヴォンリーの場合、その差が 0円~2,000円程度です (※プランによって異なる)
“週末ヨーロッパ” を謳っているだけあって、良心的なホテルだなと思いました。
ひとりでも宿泊できる
アヴォンリーは、2~4人グループの女子旅向きのホテルだと思うのですが、それでも私のようなひとり旅派もいるわけで(笑)
今までの経験上、日本の宿は、
- ひとりでも宿泊できるホテルは意外と少ない (泣く泣く2人分の宿泊料金を払い、1人で泊まる)
- ひとりでも宿泊できるが、数千円の差でしかなく、1人あたりの金額に換算するとかなり割高
…のようなケースも多く、悶々としている昨今。
アヴォンリーにシングルルームは無いのですが、ツインルームに1人で宿泊した場合、さすがに半額とまではいかないまでも、かなりオトクに泊まることができるので有難かったです。
かつ、予約サイトの施設概要に「一人旅歓迎」との記載があり、ひとりでも気兼ねなく宿泊できます。
ゆかり
注意点としては、
- すべての部屋が対象ではない (定員が少ない205、206、208号室のみ)
- すべての日付が対象ではない
ので、旅程をフレキシブルに変更できる方は、ひとり旅プランのある日を狙って予約を入れましょう。
オーナー夫婦のホスピタリティ
アヴォンリーは家族経営の小さなペンションで、温かなおもてなしを受けることができます。
かつ、これまでに度々コスプレイヤーの撮影ロケ等に使用されてきたこともあり、インスタ女子やカメラ女子を全力でサポートしてくれます。
私は写真に並々ならぬこだわりを持っているので、ひとりで黙々と何時間も写真を撮り続けていることもしばしばなのですが、
写真がより華やかになるような、可愛い小物やお花を貸してくださったり、とにかく女心を熟知していらっしゃる…!(笑)
宿泊前に、SNSで過去の宿泊客の口コミをチェックしていたのですが、アヴォンリーのホスピタリティを絶賛する声を散見したため、可愛いインテリア好きな日本全女子に訪れてほしい…!!!
嬉しいことが!
ウチの宿、アヴォンリーという名前で赤毛のアンが由来なんですが、アンとダイアナが泊まりに来て庭でピクニックしてくれたんです。
本当にこういう風に楽しんでくれる人達のために宿をやりたいと思うし、そういう宿にしたいし、その為のサービスやプランを恐れずにやっていきたい。 https://t.co/nZFhiYg9FG
— いまどきペンションやる人 (@imapen_izu) April 29, 2021
チェックインの時間までお庭でピクニックしたいという私達の要望を快諾してくださり、行ってみたら”全力でサポートします!”のお言葉とピクニックセットが用意してありました😂✨こんなに素敵な場所とオーナーさん達がいる宿、本当は教えたくないけど素敵すぎるので広まってほしい…!RT https://t.co/TOP9Gfi3wX
— ®️e:L (@RielsFairyTale) April 30, 2021
余談ですが、オーナー夫婦は、過去に夫婦で世界一周したこともある旅人なので、旅トークしたいなという方もぜひ!!!
ホテルアヴォンリーのアクセス情報
公共交通機関を使う場合、最寄りは『伊豆高原駅』です。
駅から車で約3分ですが、徒歩で行ける距離ではないので、送迎サービス (無料) を利用しましょう。
- 伊豆高原駅へのお迎え 15:00~17:00
- 伊豆高原駅へのお送り 09:00~10:00
予約時に、備考欄にて送迎希望の旨を記載し、当日 伊豆高原駅到着後にホテルに電話すればOKです。
東京方面からのアクセス
新幹線+普通列車で向かうこともできますが、代表的な交通手段は特急『踊り子号』です。
全席グリーン席の『サフィール踊り子号』もあります。
- 東京→品川→川崎→横浜→→→→湯河原→熱海→伊東→伊豆高原
- 池袋→新宿→渋谷→武蔵小杉→横浜→→→→湯河原→熱海→伊東→伊豆高原 (※本数は少ない)
東京駅から伊豆高原駅まで所要2時間程度なので、気軽に “週末ヨーロッパ” が楽しめますね!
大阪・名古屋方面からのアクセス
熱海まで新幹線で向かい、そこから普通列車に乗り換えて、伊豆高原駅まで向かいます。
熱海から伊豆高原駅までは所要45分です。
オーナー曰く、直前予約も多いそうなので、数日前に土日の天気予報をチェックして→晴れならば予約を入れている方もいるのかなと。
とりわけ関東在住の方は気軽に訪れることができる場所なので、日本にいながらヨーロッパの雰囲気を感じてみてはいかがでしょうか♡
カントリーハウスホテル アヴォンリー
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※予約時に【現地決済】を選択した場合、支払いは現金のみです (カード不可)