モロッコの北東部に位置し、「世界一の迷宮都市」とも呼ばれるフェズ。
マラケシュと並び有名な街で、世界各国から旅行者が集まるフェズには、安宿から~高級ホテルまで様々なホテルが揃っています。
これからフェズを訪れる方に、ぜひともおすすめしたい宿泊施設が“リヤド”( رياض )。
リヤドとは、かつて人が住む場所として使われていた邸宅を、旅行者を受け入れるために改装したものです。
本記事では、私が実際にフェズで宿泊したコスパ最高なリヤドをご紹介します。
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リヤド サラ(Riad Sara)
リヤド・サラは、地球の歩き方にも掲載されている有名なリヤドです。
17世紀のユダヤ人の邸宅を改装して造られており、4つ星宿なだけあって豪華かつオシャレな内装となっています。
私のお気に入りはこの中庭▼です。至るところに繊細な彫刻があり目を奪われます。
▼上からの眺め。美しい調度品に感嘆・・・
モロッコ風の、細かいタイル張りの客室にうっとり♡
7つの客室には、それぞれフェズの地名がつけられており、私は「スイート・エル・バリ」というスイートルームに宿泊しました。
写真だと伝わりませんが、天井がかなり高いので、豪華で広々とした印象を受けます。
▼ベッドは天蓋つきです!
▼さらにもう1個ベッドが!ひとりで泊まるには無駄に広すぎる(笑)
広々としたバスルームには、なんとバスタブが!!!
モロッコでバスタブがあるホテルに泊まったのは、これが最初で最後でした。
海外のホテルでバスタブがあるケースは稀なので、(高級ホテルに泊まればあるけど)
テンションが上がった私は、さっそくお湯を張ってみることに。
しかし、初めはアツアツのお湯が出てきたものの、調子に乗ってかけ流し続けていると、だんだんぬるくなってきたので慌てて止めました。お湯の量には限度があるようです。
このへんはモロッコクォリティーということで…(笑)
見た目は清潔ですが、設備そのものは17世紀の邸宅だし、仕方ないかな。
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その日の夜はぐっすり眠り、翌朝はリヤドで朝食を摂りました。
モロッコのリヤドは朝食が豪華なので、とても楽しみにしてました♪
ジャムやバター等のパンのお供が豊富なので、いろいろ試してみたり♡フルーツも美味しい!
スタッフの方々は皆愛想が良く、その中でも若い男性のスタッフさんが滞在中いろんなことに気を配ってくれたので、楽しい滞在となりました。
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さて、こちらのリヤドですが、「4つ星」かつ「スイートルーム」だったので、さぞかし宿泊代もお高いのでは…?とお思いの貴方。
私の宿泊代は、1泊1部屋 65€ (約8,500円、市税と朝食代を含む)でした!
コスパ良すぎて泣ける~!!!
日本でこのクォリティのホテルだったら、確実に1万は超えますよねっ?!
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ちなみに、このリヤドと似たような系統だと、リヤド フェス(Riad Fes)という高級リヤドが有名なのですが、
こちらは、1泊 2万~10万くらいするので、なかなかレベル高いです…
(もちろん豪華さは全然違いますが、写真で遠目に見る限り、何となく雰囲気が似てるなと思ってる。笑)
ですので、ちょっぴり奮発してプチ贅沢したいな~♡なんて方には、コスパ最高なリヤド・サラのほうを全力でおすすめしたいと思います!!!
アクセス情報
リヤドは都市部で生まれた宿泊施設ですので、大半は旧市街(メディナ)の中にあります。
そして、リヤド・サラも例外なくフェズ・エル・バリ(旧市街)の中に位置します。
(Google Mapは、旧名?のRiad Yacoutになっている)
フェズだけに限らず、モロッコの旧市街は城壁に囲まれていて車は内部に侵入できない為、タクシーでホテルの目の前まで行くことはできません。
ですが、リヤド・サラは、旧市街のリヤドの中でも比較的 近い位置まで車で乗り付けることができる為、大きな荷物を持っていても問題なし!
Place de Istiqlal (イスティクラル広場)までタクシーorバスで行くことができ、そこから2分くらい歩けば到着です。
フェズ・エル・バリ(旧市街)の入口であるブー・ジュルード門にも近く、観光にも便利な立地です。
迷宮都市と言われるほど旧市街の道が複雑に入り組んでいるフェズですが、そこそこ分かりやすい場所にあると思います。
▼入口はこんな感じ
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予約に関しては、以下のホテル予約サイトで受け付けています。
- Booking.com でホテルを予約する
- Expediaでホテルを予約する
- Agodaでホテルを予約する
予約サイトの口コミ評価も高く、おすすめのリヤドなので、フェズを訪れる際は、ぜひとも宿泊してみてくださいね♡