コロナ禍の海外旅行ノウハウ集

激動!プーノとラパスのストライキ!(前編)

(2014.2.24)

今日は、ペルーのプーノからボリビアのラパスに移動。

わたし史上初の「陸路」で国境超え!\(^o^)/

プーノからラパスまでは、バスを使い、コパカバーナ経由で国境超えするルートが一般的だ。

プーノ・ラパス地図 文字入り

バスチケットは、前日に既に購入済。

出発は朝7時。

バス会社の人に6時30分集合で、と言われていたので、早起きしてホテルをチェックアウト。タクシーでバスターミナルまで向かう。

 

しかし、チケットを見せてバスに乗り込むも、7時になっても一向に出発する気配が感じられない。

前日プーノのスーパーで調達したクロワッサンを頬張りながら待っていると、急に乗客たちが一斉にバスを下り出した。

英語が話せる乗客に聞いてみると、ストライキでこのバスは運行中止になったらしい( ゚д゚)

 

さ、最悪や…_| ̄|○

 

慌てて代わりのバスを探すも、どうやら、今日はすべてのバス会社が運行を見合わせているらしい。

さっきまでの賑わいはどこやら、静まり返るバスターミナル…。

バスターミナル内にいる日本人たちに話しかけてみると、ほとんどが明日の便に振り替えている模様。

 

だけどっ!私たちは今晩のラパスの宿を予約してあるし、明日のウユニ行きの列車も予約済みだし、

もしラパス行きのバスが明日になったら、これらをすべてドブに捨てることになってしまう…!

 

明日じゃ間に合わない!

つまり、なんとしても今日行くしかない!!!

 

情報を求めてさらに日本人旅行者たちに聞き込みを続けると、1社だけ、今日の2時にラパス行きのバスがあるらしい。

(ストライキの中ほんとに今日動いてくれるのかは知らんが。)

 

とりあえず、もともと予約していたバス会社のオフィスに行き、チケットの払い戻しを申し入れる。

払い戻しではなく明日の便に振り返ることを勧められたが、もちろん明日じゃ間に合わないので頑固として拒否すると、バス会社はしぶとく別の運行ルートのバスを提示してきた。

 

旅行者にとって最もポピュラーなのは、コパカバーナ経由の国境超えバスなのだが、

一部がストライキで通行止めになっているので、、国境の町デサグアデーロ(Desaguadero)経由でラパスに向かうというのだ。

プーノ・デサグアデーロ地図 文字入り

しかし、よくよく聞いてみると、そのバスはラパスまでは行ってはくれないようで、デサグアデーロで下車後、自分たちでラパス行きのバスを見つけてバスを乗り換えてね、とのこと。

 

なんとしてでも今日中にラパスまで辿り着きたい私たちは、藁にも縋る思いでその提案を快諾。

出発地はこのバスターミナルではないらしく、スーツケースと共に送迎車に乗せられ、別のバス乗り場まで連れていかれる。

外国人バックパッカーで溢れていた先ほどのバスターミナルとは異なり、観光客らしき人は見当たらず、いかにも現地人専用バス乗り場的な。

 

そして、目の前に現れたバスは、ほんとに大丈夫か?ってくらいめっちゃボロい。笑

いかにもローカルバス感満載である。

そして、もちろん観光客は私たちのみ。

 

日本人女4人のアウェイ感がハンパない\(^o^)/\(^o^)/

 

不安ながらも、おそるおそるバスに乗り込む。

私達が一番最後の乗客だったようで(というか私達を待っていてくれたのかな?)即出発。

 

日本人が珍しいのか、現地人の乗客にがっつり絡まれたが、スペイン語なので何を言っているかよく分からず。笑

南米はバス内のスリが多いので、周りを警戒しながらも、車内に流れるペルーの民謡音楽を聴きつつ、車窓からの景色を楽しむ。

 

しかし、ある程度進んだところで、突然バスが停車した。

観光客向けの直通バスとは異なり、ローカルバスは途中の停留所で何度も止まりながら進むものなのだが、にしても、そこは街中ではなく緑が広がっている丘である。

 

ここが停留所?という疑問はあったが、間違えて私たちの荷物が降ろされたり、またはどさくさに紛れて荷物が盗まれてないかチェックするべく、窓から外の様子を覗き見るわたくし。

何人かの現地人が降りていったが、荷物を受け取る様子もなく、突然立ち止まった。

と思ったら、なんと、彼らは一斉に立ちションしだしたのだ(驚愕)

 

停留所じゃなくて、青空トイレタイムだったのか…( ゚д゚)

 

こうゆーとき男性は楽でいいわよね、とか思ってたら、

よくよく見るとフツーに女性も混じってるし!( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)(もっと驚愕)

 

インディヘナのおばちゃんのスカートはふわっとしたロングタイプなので、しゃがむと上手く周囲を覆ってくれるのだが、風が強いからか、心無しか見えてるような見えてないような…((((;゚Д゚)))

 

どんなにトイレ行きたくても私にはぜったいムリ!!!!!!

(ってゆーか日本人女性ならフツーにムリ)

 

いくらかカルチャーショックを受け放心状態の私たちにはお構いなく、青空トイレタイムが終わり、全員が乗り込んだところでバスが発車。

そんなこんなで数時間後、バスはペルーとボリビアの国境の町、デサグアデーロに到着。

ボリビアはもう目と鼻の先!

 

後編に続く↓

激動!プーノとラパスのストライキ!(後編)