コロナ禍の海外旅行ノウハウ集

【体験レポ】ビクトリアの滝でデビルズプール(悪魔のプール)に入ってみた

ゆかり

ジンバブエとザンビアの国境にあるビクトリアの滝にやってきましたー!

しかし、10月の南部アフリカは乾季真っ只中。。。

▼参考画像 (乾季ver)130-640x480

photo by :  mayumi

▼参考画像 (雨季ver)sujYbpgbpVOFM-0

photo by : 地球の歩き方 旅スケ

ゆかり

乾季……しょぼっ!笑

ビクトリアの滝は、増水期の最水量と渇水期の最水量の差が大きく、最少月は最多月のおよそ10分の1ほど。

2年ほど前に雨季のイグアスの滝を見た私としては、スケールの小ささに「あー、はい」という感想しか出てきませんでしたが、

 

しかーし!!!

 

ビクトリアの滝に、むしろ乾季でしか楽しめない激アツなアクティビティーがあるとの情報が。

それが…

通称 デビルズプール (悪魔のプール)

 

▼一見、フツーの川の中にあるプールですが…

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▼違う角度で写した写真を見てみると…

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photo by : pinterest

 

もろ崖っぷち!!!

これが、世界一危険なプールと言われる所以であり、今にも滝に落ちそうなギリギリのところにあります。

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もちろん、“プール” といっても人工的ではなく自然にできたものです。

乾季は滝の水量が少ない為、こういったことが可能になってしまうのです。

MEMO

9月から12月までの期間限定。乾季でも水量が多い場合は、危険と判断されると中止になったりします。

ゆかり

これはやるしかない!

…ということで、実際に体験してみました!

いざ、デビルズプールへ!

個人では行くことができないため、悪魔のプールを体験するには、必ず現地ツアーに参加することになります。

集合場所は、ザンビア側のロイヤルリビングストンホテル。

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超豪華ホテルです! (泊まってないけど)

▼敷地内に、キリンやシマウマがたむろってます

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始めに、ガイドさんから注意事項などの説明を受け、「何があっても責任は取りませんよ~」的な紙にサイン。

リビングストンホテルはザンベジ川のほとりに位置している為、ホテル内の船着場に、ボートが迎えに来てくれます。

▼まずはリビングストンアイランドまでボートで移動

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▼ウェルカムドリンクを受け取り、乾杯。

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▼更衣室的な小屋で、水着に着替えます

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私は、着替える場所があるか分からなかったので、ワンピの下に水着を着ていきました。

簡易レストランに、必要な荷物以外はすべて置いていけと言われ、カメラだけ持ってガイドさんについていきます。

防水カメラしか持ち込めないかと思っていましたが、ごっつい一眼レフとかでも大丈夫。

ガイドさんは2人いて、

  •  1人がプール内まで誘導する係、
  • もう1人が陸で写真を撮るカメラ係、

となっています。

なので、防水カメラでなくても、カメラ係にカメラを預けておけばOK

(ただ、カメラ係がうっかりぽちゃんしてしまっても、責任は取ってくれないと思いますが)

 

カメラ係にカメラを預け、ここからは、悪魔のプールまで泳いで向かいます。

過去に参加した旅行者のブログを見ると、

  • 急流の中をガチ泳ぎした、
  • 高いところから川に飛び込まないといけない

みたいなことが書いてありましたが、

そこまでレベル高くなかったです(笑)

飛び込みとかしてないし、緩やかな流れの川を50m?ほど泳ぐ程度です。

(その日の川の水量によって、流れが速い日もあるのかもしれません)

▼頑張って泳ぐわたくし

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ただ、プールで泳ぐのとはわけが違うので、カナヅチさんはやめといたほうがよいかと(笑)

…そして、ついにデビルズプールに到着!!!

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ゆかり

おおおお!ビクトリアいえーい!!!

悪魔のプールから滝を覗き込むこともできます。

私は、怖くてここまで身を乗り出したりは出来ませんでしたが・・・

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photo by : Gigazine

ダ◯ョウ倶楽部の、「押すなよ~、絶対押すなよ~」は、この場所では固く禁止されています。笑

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photo by : huffingtonpost

いちおう、落ちないようにガイドさんが脚をつかんでいてくれます。

▼イメージ図6815671597_b368cc9d8c_b

photo by :sureshkumawat

ちなみに、想像通りかと思いますが、この危険極まりないプールでは、

過去に何人か死者が出ています

直近の事故として、ツアー参加者が落ちそうになってガイドさんが助けに入り、参加者は助かったものの、ガイドさんのほうが亡くなってしまったそうです…。

ですので、プール内でふざけたり、無茶な真似をするのは絶対にNGです。

 

写真を撮った後、再び泳いでリビングストンアイランドまで戻ります。

身体を拭くバスタオルは1人1枚無料で借りれます。

▼着替えた後、簡易レストランで遅めの昼食

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▼けっこうボリュームあり

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▼最後に、ホテルまでボートで戻り、ツアーは終了です!

 

デビルズプール現地ツアーについて

私の評価

★★★★☆(星4つ)

ツアー自体はとても楽しかったけれど、悪魔プールの滞在時間が10分程度と短かったので星4つで。

もうちょっと長く入れたら良かったな。

若者ばっかりなのかと思いきや、最年少は私 (25歳) で、見た目年齢50代後半くらいの方もいました。

ツアー日程

ツアー会社のサイトによると、下記の時間帯から選択できます。(値段はUSドル)

デビルズプール ツアー

私が参加したのは12:30~です。昼食分の値段が上乗せされて高い…。

しかも、当時 (2015年10月28日) は165USドルだったので、しれっと値上がりしてますね。

昼しか時間が取れなかったので仕方なかったのですが、昼食とか要らないから安くしてほしかった…。

(※個人的な感想として、食事はあまり美味しくはなかった)

持ち物

  • 水着
  • ウォーターシューズ (川の中を裸足で入るのに抵抗がある方は持っていきましょう。ちなみに、私以外の参加者は全員裸足でした)
  • ゴーグル
  • お金 (参加費、レストランのチップ代。私は事前予約でクレジット前払いしましたが、ほとんどの参加者は現金で払ってました。お釣りはほぼないので、ぴったり持ってくのがベスト)

 

デビルズプール現地ツアーの予約方法

旅行者たちのブログを見てると、現地のホテルで直接申し込んだ方が多いようでしたが、予めネット予約することができます。

もちろん、予約無しでも定員に空きがあれば、当日の飛び入り参加でも可能なのですが、

この日しかチャンスが無いから参加できないと困る!!!なんて人は、予約しておいたほうが無難でしょう。

(※ちなみに、私が参加した時の参加者は11人でした。ツアー定員がMAX16人なので、余裕で空きがありました。)

 

私は、World horizon社の現地ツアーを利用しました。

デビルズプールと、マイクロライトのツアーでお世話になりました。

街中にもオフィスがあり、ビクトリアの滝系のツアーに関しては(たぶん)有名?な会社かと思われます。

スタッフも感じのいい方が多く、おすすめです!

お問い合わせフォームに、デビルズプールとマイクロライトに参加したい旨を書いて送信。

ちなみに、レスポンスの速さはハンパないです。もはや、アフリカとは思えないくらいの返信速度です!笑

MEMO

アフリカには、「ポレポレ」「ハクナマタタ」という言葉があることからその国民性が想像できますが、とにかく、ゆーっくり、のーんびり、があたりまえです。

日本のビジネスマンのようにチャキチャキ動いている人はほとんどいません。

時差が7時間あるにもかかわららず、1日で平均4、5通くらいメールのやり取りをしてました。

PayPalでクレジット支払いし、メールに添付されたバウチャーを印刷し、それを当日持っていけばOKです。

MEMO

~マイクロライトとは~

鳥になったかのように空が飛べ、ビクトリアの滝を一望できる超おすすめアクティビティーです。

いろんな人のブログ情報によると、パイロットが白人イケメンとのことでしたが、私のパイロットも例外なくさわやかイケメンでした♡笑

イケメンと遊覧デートができるという点も、このツアーのグッドポイントの1つでもあります(キリッ

早朝のほうがキレイに見える?そうで人気とのこと。午前中の時間帯はすぐに予約で埋まってしまいます。

逆に一番人気のない時間帯は15〜16時頃。私は1週間前にネット予約しましたが、その時間しか空きがありませんでした。

 

ジンバブエ←→ザンビアの国境越えについて

ビクトリアの滝のアクティビティー系のツアーは、ザンビア側が多いです。

デビルズプールもマイクロライトも、ザンビア側のロイヤルリビングストンホテル発着です。

しかし、私はジンバブエ側のホテルに宿泊しており、ザンビア側のツアーに参加するには国境を超えないといけません。

念には念を入れ、宿泊ホテルからの送迎 (1人往復32USD) お願いしました。

リビングストンの街は小さいので、頑張れば歩いて行ける距離ですが、ガイド曰く、治安上ホテルの外は極力出歩かないほうがよいとのこと。

タクシーを利用するという手もありますが、そもそも国境を越えることができるタクシーが少ないということと、

また、かなりの確率でぼったくられるそうです。

往復32USDというのは正直高いですが、私はツアー会社の送迎をお願いしていた為、何のトラブルも無く国境越えできました。

入国カードも、紙を用意してくれるのはもちろんのこと、ドライバーが書いてくれたりします。

ちなみに私の知り合いは、自力で国境越えしようとしてぼったくられてるので、やはりツアー会社の送迎を使うのがベターですかね。

MEMO

ザンビアとジンバブエを行き来するには、リビングストン空港に降り立った際、そこでダブルビザを取得する必要があります。

名称は、UNI VISA (ユニオン ビザ) 50ドル。これがあれば、何回でも両国を往復できます。

両国を往復したい人は、シングルビザではなく、必ずダブルビザを取得してください。

ちなみに、空港でのビザ発行にはかなり時間がかかります。とにかく係員の作業が遅いので、長蛇の列ができます。

なので、リビングストン空港に到着したら、速攻で飛行機を降りて発行所までダッシュしてください。笑

ビザ発行後に、スーツケースを受け取る流れです。1人分前に並べば、5分時間が短縮できると言われてます。

* … * … * … * …*

以上が、デビルズプール現地ツアー参加リポートでした!

乾季のビクトリアの滝は迫力には欠けますが、乾季でしか楽しめないアクティビティーもあるのでおすすめです!

(※この記事は2015年10月時点の情報です。現在とは状況が異なっている可能性もあります)

 

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