この記事では、リスボンから日帰りでシントラとロカ岬を訪れる旅行者向けに、効率良く周ることのできるモデルプランをお届けします。
実際、私はこのルートで観光してきましたので、実現可能かは立証済!(笑)
シントラ周辺は意外と(?)見どころが多いので、行きたい場所にすべて行けぬまま1日が終わってしまった!…なんてことがないよう、ざっくりでもいいので事前に計画を立てておきましょう!
シントラへの行き方、街歩きのポイント、循環バスの乗り方、時刻表の調べ方…等々、旅のHow toについて知りたい方は、こちらの関連記事をご覧ください。
リスボンから日帰りプチ旅行♪「シントラ」&「ロカ岬」への行き方・街歩きのポイント
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まずはルートの概要をざっくりと
まず始めに、このモデルプランのおおまかな概要を説明します。
私はこのようなルートでシントラとロカ岬を周りました。
ロシオ駅 (リスボン)
↓鉄道
シントラ駅
↓徒歩
王宮 (シントラ宮殿) ※外観のみ
↓バス 434番
ペーナ宮殿
↓バス 434番
↓バス 435番
モンセラーテ宮殿
↓バス 435番
レガレイラ宮殿
↓バス 435番
↓バス 403番
ロカ岬
↓バス 403番
シントラ駅
↓鉄道
ロシオ駅 (リスボン)
(※ムーアの城跡は行きませんでした)
▼各観光スポットの位置関係・循環バス路線図はこんな感じです
このプランの推しポイント
開門と同時にペーナ宮殿へ入場
シントラで一番人気のペーナ宮殿は、ハイシーズンはかなり込み合います。
入場券を買うだけでも長蛇の列なので、「最初に訪れる」&「開館と同時に入場する」ことをおすすめします。
意外と穴場なモンセラーテ宮殿を訪問
某有名ガイドブック(笑)では1ミリも触れられて無い為、「どこ?」と思った人も多いはず。
私もインスタでその存在を知りました。
知名度が低いからか、訪れる人があまりいないので、静かな宮殿内をゆっくり周ることができておすすめです。
最後のシメ(笑)にロカ岬
ロカ岬といえば、世界三大端っこ (ロカ岬、喜望峰、ウシュアイア) のうちの1つで、ユーラシア大陸の最西端。
ゆかり
私がシントラを訪れた日は、ポルトガル旅行の最終日でもあった為、絶対ここを最後にもってこようと決めていました。
理想は、ロカ岬から海に沈む夕日を眺めて「今回のポルトガル旅行も楽しかったな~♡」なーんて回想しながら黄昏れたかったのですが!
8月の日の入り時刻は20:30ですからね…。
終バスに間に合うか微妙なラインですし、いったいリスボンに到着するのは何時になることやら…と思い、サンセットは諦めました(号泣)
モデルプラン ~私の1日~
ではでは、前置きが長くなってしまいましたが、私が実際に観光してきたルートを時系列でお届けします。
ゆかり
AM 07:30 リスボンのロシオ駅に到着
朝早いからか、ロシオ駅の切符売り場はガラガラ。
列に並ぶことを想定して、早めに出発したので拍子抜けしました(笑)
シントラ周遊パスを購入し、08:01の列車に乗り込みました。
AM 08:41 シントラ駅に到着
ペーナ宮殿の入場開始時刻 (09:45) にはまだ早いので、王宮 (シントラ宮殿) まで歩いて向かいました。
ゆかり
▼市庁舎の前を通り…
▼市庁舎前にある、可愛い自転車の写真を撮ったり…
あじさいが道端に咲いていました。
だいぶ終わりがけだったので、これが7月ならば満開だったと思います。
AM 09:00 王宮 (シントラ宮殿) に到着
時間が無いので、ささっと外観のみ鑑賞しました。それにしても、本当に良いお天気で気持ち良いです。
AM 09:15 ペーナ宮殿行きのバスに乗車
始発にもかかわらず、434番バスは、人で溢れ返っていて驚きました。
シントラ駅から乗車する観光客が多いので、途中 (王宮) から乗る場合は、最悪 人が多すぎて乗車できない可能性も考えたほうがよさそうです。
ゆかり
AM 09:45 ペーナ宮殿 入場門に到着
道が渋滞していてバスがなかなか進まず、開門ギリギリ…というか少し送れての到着です。
自家用車を利用して来ている欧米人や、ツアーバスに乗った団体観光客が、私よりも先に到着していたので、既に出遅れた感はあります(ガーン)
ゆかり
入場券 (チケット) 売り場は、入場門の目の前にあります。
長蛇の列ができていたので、入場券を買うだけでも一苦労…
入場門からペーナ宮殿の入口まで、少し歩きます。(お金を払えばシャトルバスで行くこともできます)
▼ペーナ宮殿に到着!テーマパークみたい…!
ペーナ宮殿は、混雑回避のために入場制限を行っているようで、宮殿内でも長蛇の列に並ばされました。
ゆかり
AM 11:30 ペーナ宮殿 観光終了
そろそろお昼の時間帯ですが、ペーナ宮殿のフードコート (レストラン) 的なスペースは満席。
宮殿内の売店で買ったサンドイッチをリュックに詰め、とりあえず宮殿の外に出ました。
ここから「HIGH CROSS」という展望スポットに移動します。
▼このような案内版に沿って、山道を登ります
PM 12:00 HIGH CROSSに到着
まさに、ガイドブックでよく見る、ペーナ宮殿の全体像を望める場所ですね。
壮観なお城と、その背景に広がるシントラの街並みが素晴らしいです!
ゆかり
PM 12:45 再びペーナ宮殿の入口に戻る
HIGH CROSSからの帰り道は下り坂なので、行きよりも短時間でペーナ宮殿の入口 (門) まで戻ってこれました。
さて、ここからモンセラーテ宮殿に移動します。
434番バスで王宮 (シントラ宮殿) まで戻り、そこから435番バスに乗換えます。
PM 13:30 モンセラーテ宮殿に到着
モンセラーテ宮殿は、シントラの主要観光スポットから少し離れた場所にあるからか、そもそも知名度があまり無いからなのか、ここまで来ると、ぐっと観光客の数が減りました。
ハイシーズンですらこんな感じなので、オフシーズンに行ったら貸し切りレベルなのでは…?
色合いも優しい感じで、精巧な作りです。
1時間程度で見学し終え、お次は435番バスでレガレイラ宮殿に移動します。
PM 15:00 レガレイラ宮殿に到着
「ポルトガルにドラクエの城がある」と聞き、ここは絶対に行ってみたいと思っていました。
▼たしかに、完全にドラクエ!!!(笑)
冒険好きな男の子にはたまらない場所だと思います。
敷地がかなり広いので、園内すべてをきっちり周ろうと思ったら、半日くらいかかってしまうような気もします。
私は時間に余裕が無かった為、1時間半くらいで切り上げました。
PM 16:30 レガレイラ宮殿 観光終了
本日の旅も終盤に近づいてきました。ここからロカ岬まで向かいます。
まず435番バスでシントラ駅まで戻り、そこから403番バスに乗換えます。
ゆかり
シントラ駅からロカ岬まではけっこう距離があるので、片道40分程度かかります。
時々かなり細い道を通るので、バスと対向車が接触しないかヒヤヒヤする場面がありましたが、運転手さんの見事なハンドルさばきで無事通過!(笑)
PM 18:15 ロカ岬に到着
ついにやってきました!ここがユーラシア大陸の最西端!
世界三大端っこの1つと聞くと、なんだか凄い場所に来てしまった気分になりますが、冷静に観察してみると、至って普通の岬です(笑)
▼最西端ということで、テンションが上がる若者たち(笑)
ゆかり
海に夕日が沈む場面 (サンセット) が見たい場合は、日が沈むのが早い冬の時期に行くか、シントラに1泊しましょう。
AM 19:00 ロカ岬 観光終了
これで、本日の行きたい場所すべてをコンプリートすることができました~!!!
とはいえ日帰り旅なので、ここからリスボンまで戻らなくてはなりません。
私は「ひとり旅の場合、できるだけ暗くなる前に宿に戻る」というマイルールを作っていたので、もう日の入りまで時間がありません!!!(焦)
ロカ岬のバス停にダッシュ!!!19:04発のバスに乗り込みます。
この時間帯から403番バスの本数が1時間に1本に減るので注意が必要です。
道が地味に渋滞しており、シントラ駅到着まで時間がかかりました。
事前にポルトガル国鉄のサイト (COMBOIOS DE PORTUGAL) で調べた情報によると、
夜の時間帯でも、リスボン (ロシオ駅) 行きの鉄道は、毎時20分発・50分発で、30分に1本はあるはずなのですが…。
ゆかり
19:50発にはギリギリ乗れなかった為、地味にショックが大きいです。
結局、宿に戻ったのは22時くらいでした。
もちろん、とっくに日は沈んでました(笑)
* … * … * … * …*
そんなこんなで、リスボンからシントラまでの日帰りプチ旅行は、これにて終了。
ここまで読んでくださった方、お付き合いいただきありがとうございました!
このモデルプランを元に、あなたなりにアレンジしてみてくださいね♡
シントラへの行き方、街歩きのポイント、循環バスの乗り方、時刻表の調べ方…等々、旅のHow toについて知りたい方は、こちらの関連記事をご覧ください。
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