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弾丸トラベラーにオススメ! 所要1・2日で巡るリスボンの歩き方・モデルコース

Lisboa

この記事では、ポルトガルの首都リスボンの歩き方 (立地情報・交通手段 等) について解説します。

最後に私が実際に周ったモデルコースも記載しましたので、よろしければ参考にしてみてください。

リスボン街歩きの前に知っておくべきこと(前提)

リスボンは、土地の起伏が激しく坂道が多い街です。

これは、ガイドブック等で散々書かれているので、「そんなこと知ってるよ!」と思われる方もいると思います。

実際、私も覚悟はしていましたが、想像以上のアップダウンでした。

下り坂はまだ良いものの、上り坂はかなりキツいです。

Lisboa streetart

また、海沿いの土地が低く、海から離れるほど標高が高くなる…というのは間違いで、

リスボンのどの道が平坦で、どの道が上りor下りなのかは、実際に行ってみないことには分からないのです。

Google Mapやガイドブックの地図は、立体的ではなく平面なのですから。

同じ1kmでも「平坦な道の1km」と「上り坂の1km」は、所要時間に大きな差を生みます

ルートを考える上では重要なことです。

女性の場合、ハイヒールはもってのほかで、リスボンの道は石畳が多いので、履き慣れた歩きやすい靴を選びましょう。

 

リスボンの宿をどの場所に取るか

街歩きに重要な、ホテルの立地

私の場合、「リスボンの主要鉄道駅」&「自分が行きたいリスボンの観光スポット」にほどよく近い場所の宿を選びました。

リスボンの主要鉄道駅

リスボンには多くの鉄道駅が有りますが、観光客が使うであろう主要鉄道駅は4つ

ロシオ駅 (Estação Ferroviária do Rossio)

シントラ方面へ向かう列車の発着点。

地下鉄レスタウラドーレス駅とも接続しています。

サンタ・アポローニア駅 (Lisboa Santa Apolónia)

スペインからの国際列車や、ポルトコインブラからの長距離列車の発着点。

地下鉄サンタ・アポローニア駅とも接続しています。

カイス・ド・ソドレ駅 (Estação do Cais do Sodré)

エストリルカスカイス方面の列車の発着点。

地下鉄カイス・ド・ソドレ駅とも接続しています。

オリエンテ駅 (Estação do Oriente)

ファーロエヴォラなど、ポルトガル南部へ向かう列車の発着駅。

地下鉄オリエンテ駅とも接続しています。

ただし、この駅は市内中心部からかなり離れているので、この付近に宿を取るのは現実的ではないと思います。

自分が行きたいリスボンの観光スポット

私の場合は、アルファマ地区に自分の行きたい観光スポットが集中していました。

Googleマイマップに行きたい場所をピン打ちしてみたら、こんな感じになりました。

リスボン市内中心部MAP

(※実際にすべての場所に行ったわけではないです)

かつ、私が利用予定の鉄道駅は「ロシオ駅」と「サンタ・アポローニア駅」のみだったので、

2つの駅に比較的近い、アルファマ地区のアルファマ パティオ ホステル (Alfama Patio Hostel) を選択しました。

Alfama Patio Hostel リスボンのオシャレ宿、「Alfama Patio Hostel」に泊まってみました!

 

リスボンの歩き方

さて、前置きはこのくらいにしておき、リスボンの街を歩いてみましょう♪

リスボンの市内交通 (公共交通機関) はレパートリー豊富です。

  • 地下鉄 (Metropolitano)
  • バス (Autocarro)
  • 市電 (Electrico)
  • ケーブルカー (Ascensor)
  • トゥクトゥク (小型車両) or タクシー

ゆかり

むしろ、なんかいろいろ多すぎてわけ分からん!!!(笑)

ガイドブックには、「リスボンは坂道が多いため、所々で交通機関を利用したほうがよい」的なことが書いてあります。

たしかにリスボンの坂はキツいので、これはこれで良い選択だとは思うのですが、

個人的な意見として、健康体の旅人ならば、わざわざ観光に乗り物を使う必要は無いと思います。

というのも、リスボンの市内中心部に限っては、徒歩でも十分に周り切れる広さだからです。

徒歩で行くのは現実的ではないベレン地区 (Belem) は、さすがに市電を使いましたが、私はそれ以外すべて徒歩で周りました。

▼私が実際に徒歩で周った地域 (赤色部分)

リスボン広域MAP

他にも「徒歩」をオススメする理由として、市電やバスは (停留所を除いて) 途中で停まってくれない、というデメリットがあります。

とりわけアルファマ地区は、有名観光スポットでもない何気ない路地裏に、カラフルなウォールアートがたくさんあります。

Lisboa streetart

ゆかり

市電やバスは楽ですが、自分の足でゆっくり歩いてみないことには、大切なスポットを見逃してしまうかも?

ただ、一度通ったことがある道ならば、2回目以降は徒歩以外の手段を使うというものアリだと思います。

旅行者にとって使いやすいのが 市電 (トラム) です。

主な観光ポイントを網羅し、利用価値の高い路線は以下の3つです。

  • 12番:フィゲイラ広場発着で、アルファマ地区を一周
  • 15番:フィゲイラ広場からべレン方面へ (※この路線は後ほど詳しく解説します)
  • 28番:バイロ・アルト、バイシャ地区、アルファマを横断

また、私はひとり旅だったので、タクシーやトゥクトゥクは割高になるため使いませんでしたが、

ポルトガルはタクシーの値段が比較的安いので、グループ旅行で割り勘すればオトクになるケースもあるかもしれません。

リスボンは細い道が多いので、トゥクトゥクが大活躍!

トゥクトゥクといえばアジアのイメージなので、ヨーロッパで見るのは新鮮でした。

▼リスボンのトゥクトゥクは、いろんなデザインがあって可愛い♡

Lisboa

 

リスボン街歩きモデルコース ~私の例~

ここからは、実際に私が歩いたルートを例として紹介します。

私がリスボン市内観光に使える時間は、1日!のみ!(笑)

前述の通り、私はアルファマ地区に宿を取ったので、まずは宿周辺のアルファマ地区路地裏を散策♪

その後、徒歩でロシオ駅周辺へ移動しました。

リスボン市内中心部MAP ルート

ロシオ駅周辺の散策が終わったら、市電に乗ってべレン地区まで移動します。

リスボン広域MAP ルート

ロシオ駅近くのフィゲイラ広場 (Praça da Figueira) から、市電の15E (15番) という路線に乗ります。

(※Eのつく番号がトラムを示しています)

15番トラムのルートをざっくりまとめると、

  • フィゲイラ広場 (Praça da Figueira)【始発

  ↓ 

  • コメルシオ広場 (Comercio)

  ↓

  • べレン (Belém) ※ここで下車

  ↓

  • Algés (Jardim)【終点

べレンは終点ではないので、必ず途中で降りてください。

有名なエッグタルトのお店、パステル・デ・ベレン (Pasteis de Belem) 付近にバス停があります。

Pasteis de Belem

アルファマ地区からそのままべレンに行きたい場合は、フィゲイラ広場でなく「コメルシオ広場」から乗るのもアリかと思います。そのへんは臨機応変に。

1時間に何本も出ているので時刻表は要らないと思いますが、念のため載せておきます。

リスボン市電 15E

MEMO

2017年8月時点の情報です。最新の情報は、リスボン市内のバス&市電の運行時間・時刻表 (英語またはポルトガル語) をご覧下さい。

べレン地区は、有名なエッグタルトのお店のほかにも、

  • 発見のモニュメント (Monument to the Discoveries)
  • べレンの塔 (Torre de Belem)

等々、見どころが詰まっているのでおすすめです。

* … * … * … * …*

そんなこんなで、あっという間に1日が終わってしまいました。

私はかなり駆け足で周りましたが、じっくり観光するとなると、やはり2日は必要ですね。

宿に戻る頃には歩き疲れてくたくたでしたが、リスボンは歩いているだけでワクワクする街でした!

この記事では、リスボンの歩き方・モデルコースについて紹介しましたが、リスボンのフォトジェニックスポットについては、こちらの記事をご覧ください。

WC, Near Portas do Sol, Lisboa リスボン街歩きにオススメのフォトジェニックスポット♡ ガイドブックには載ってない穴場まとめ

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