コロナ禍の海外旅行ノウハウ集

財布がない!人生初スリは、ポルトガルの首都リスボンでした

スリに注意

気持ち良いくらい晴れ渡っていた、リスボンの午後。

ポルトガル旅行も終盤といったところで、ついに、ついに、やられてしまいました!!!

スリに・・・(号泣)

ゆかり

人生初ポルトガルにして、人生初スリ。ほんまにショックすぎる~!!!

そのときの状況を、真面目に書き起こすと、

いつ、どこで?

それが、まったく分からないんです…気づいたときには、跡形も無く消えていました。

財布を最後に見たのは、11時ごろに売店でアイスを買ったとき。

そこから、アルファマ地区周辺をふらふら散策し、14時くらいにまたアイス食べたいな~と思い売店へ。

レジで財布が無いことに気づきました。

ゆかり

アイス食べすぎじゃね?!というツッコミは受け付けておりませぬ。暑かったんです!(笑)

何を?

財布チェーンを盗られました。

財布を、盗難防止用のチェーンでリュックサックと繋ぎ、中に入れておいたのですが、チェーンごとお亡くなりになりました。

ゆかり

もはや盗難防止できてないし!(号泣)

被害額は?

正確な金額は分かりませんが、小額紙幣 (5ユーロ札、10ユーロ札を数枚) と小銭です。

 

今思えば・・・

ポスタル・ド・ソル広場で、トゥクトゥクの運転手の女性に声を掛けられ、「あなたのリュック開いてるわよ」と親切に教えられたのです。

背負っていたリュックを見たら、たしかにチャックが半分くらい開いていて、「チャックを閉め忘れたのか、気をつけよ」と思い、お礼を言ってその場を後にしたのですが…

おそらく、そのとき既にやられていたんだろうなと。

ゆかり

なんでそこで気づかなかったんだわたし!!!

ポスタル・ド・ソル広場は、観光客が集まる有名な展望スポットで、かなり人もいましたし、私はカメラに夢中でしたし、犯人からしたら、さぞかしチョロイもんだったでしょうよ。

思い出すと今でもくやしいいいいいいいいいい!!!!

▼こんな写真を夢中で撮っていたら、ね・・・

Lisboa

今回の旅行で、わたし4000枚以上写真撮ってたんですよね。ポルトガルの街が素敵すぎて。

これはもう、写真を撮りたくなる絶景が多すぎるポルトガルが悪い!!!

という言い訳にならない言い訳を並べても財布は戻って来ないので、反省してます。ハイ。

* … * … * … * … *

帰国後、友人にスリに遭ったという話をすると、

「それは災難だったね…。でも、むしろ50ヶ国も行って、今までに何もなかったことのほうが驚きだよ~」と言われたのですが、

初海外の初心者ならまだしも、逆にこれだけいろいろ行ってて海外旅行経験豊富なのにもかかわらず、財布をスラれるとか、

ショックというよりも自己嫌悪に苛まれたのでした…本当に情けない…。

不幸中の幸いだったのは、全財産が無くなるという最悪な事態は避けられたこと。

スラれた身で言うのも説得力は無いですが、いちおう女ひとりで旅をしているということもあり、自分なりに、ありとあらゆることに気を遣ってはいました。

海外旅行中は、全財産を一か所にまとめず、必ず分けて持ち歩いています

ゆかり

投資の世界も分散投資が基本っていうし、やっぱり分散って重要だよね(何の話)

私の場合、基本的に3箇所に分けます。

  • 財布 (小銭入れ):小額紙幣と小銭のみ
  • 腹巻きタイプのセキュリティーポーチ:高額紙幣、クレジットカード、パスポート等
  • スーツケース:万が一のための予備の紙幣

ポルトガルは比較的治安が良い国なのでこの程度ですが、南米やアフリカ等の凶悪犯罪が多発する国では、さらに「下着の中」「靴下の中」にも入れます。

ヨーロッパのスリの場合、本人が気づかないうちに、しれ~っと盗んでいきますが、(そう、私のときのように…)

凶悪犯罪が多発する国の場合、襲いかかって堂々と盗ってくというか…もはやスリというよりは強盗ですよね。

強盗においては、セキュリティーポーチはあまり意味がない(?)といわれてますので、身体のありとあらゆる場所にお金を身に付けているというわけです。

今回は無くなったのは現金のみで、高額紙幣、クレジットカード、パスポート等は、腹巻タイプのセキュリティーポーチに入れ、服の中に身に付けていたので無事。

ゆかり

それにしても、カメラやスマホを盗られなくて本当に良かったです。SDカード (思い出) は二度と取り戻せないですから。

さて、こんなこともあろうかと、私は海外旅行保険に入っていましたので、申請に必要な盗難証明書を発行してもらいに観光警察署に行ってきました。

 リスボンの観光警察署 (PSP – Esquadra de Turismo / Cometlis)

住所:Praça dos Restauradores – Palácio Foz 1250-187 LISBOA

電話:213421623

Email:lsbetur@psp.pt

場所は、レスタウラドレス広場 (Praça dos Restauradores) に面しており、ロシオ駅にも近いです。

リスボン観光警察署

海外の警察署に行くのは初めてなので、ちょっと緊張しました。

番号札をもらい、待合室っぽいところの椅子に座って待ちます。

その日は土曜日だったこともあり、かなり混み合ってました。

小さい部屋に、4人くらいの警察官が常駐して対応していたのですが、1組にかける時間の尺が長いので、かなり待たされました。

リスボン観光警察署

ゆかり

隣に座っている欧米人が、スマホでYoutubeを見ながら爆笑してたのですが、ここって、大なり小なり何かしらの被害に遭った人が来る場所ですよね…?何故そんなに楽しそうなんだ?(謎)

そんなこんなで2時間くらい待ち、やっと私の番号札が呼ばれました。

そういえば、わたし中学生レベルの英語しか話せないのに、ちゃんと状況説明できるのだろうか…。

(※ポルトガル語はもはや圏外レベル)

担当は、中年くらいの女性警察官でした。

ポルトガルはあまり英語が通じないので、旅行中は苦労してきましたが、さすが観光専門の警察なだけあって、流暢で聞き取りやすい英語でした。

警察官「What happened?」

わたし「My wallet was stolen.」

・・・という、なんだか中学時代に英語の教科書で見たことがあるような会話から始まり、

「財布の色は何色?」

「財布の素材は?」

「財布の中には何が入っていたの?」

「何時ごろ盗られたの?」

「場所はどこ?」

などなど、質問内容は私でも理解できるものだったので、特に問題無く事情聴取が終了。

指定された用紙に、私の名前生年月日住所パスポート番号滞在ホテル名 等の個人情報を記入し、

私がここに来た目的である盗難証明書を、無事発行してもらうことができました。

盗難証明書

(個人情報の部分はモザイクかけてます)

帰国後、保険会社に申請をして審査が通ったので、後日 私の銀行口座に保険金が振り込まれておりました。

現金は補償の対象外なので、財布代のみでしたが、やっぱり保険って大切。

当時は落ち込んでいましたが、財布を盗られただけで 特に怪我も無かったですし、そこは喜ぶべきところでしょうか。

ヨーロッパの場合、スラれるのはたいてい「」ですが、南米やアフリカの場合は、冗談抜きで「」をスラれますので。

ゆかり

人生、生きてるだけで丸儲け、って芸人のさんまも言ってたし!盗られたお金は、帰国して働いて稼げばいいもんね!

これからも、気を付けつつ旅は続けていきます!

PS:財布を盗られたことを除けば、リスボンはとっても素敵な街でした♡

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