本記事では、実際に私が中国旅行でエクスモバイルのWiFiレンタルを利用した感想をまとめてみました。
結論から言うと、エクスモバイルは中国で快適に使うことができました。
LINE・Facebook・Twitter・Google等の閲覧もバッチリです。
- まずは公式サイトをチェックしておきたい!という方は、こちらから詳細を確認できます>>エクスモバイル
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エクスモバイル社の中国データパックプランとは?
中国旅行や中国出張でレンタルWiFiを使う際に、覚えておかないといけないことは、中国政府によるインターネット規制があることです。
旅行者にとっては厄介な話なのですが、エクスモバイル には「中国データパック 4G-LTE」という規制回避プランがあり、日本にいる時と同じ様にネット利用が可能となります。
一般的なWiFiレンタルとは異なり、容量型 (通信容量を予め購入する形式)というのが珍しいです。
イメージでいうと、「プリペイドSIMカード」の レンタルWiFiバージョン、のようなものでしょうか。
レンタル料金は一律 (198円 / 日) で、加えて自分が使いたい分の通信容量を購入(チャージ)します。
通信容量は「2GBプラン(3,000円)」「4GBプラン(5,000円)」の2種類があります。
▼エクスモバイル 公式サイトより
【例】中国データパック2GBプランで、2019年1月1日~10日の 計10日間借りる場合、
「198円 × 10日」+「3,000円」=4,980円
という計算になります。
1日あたりの通信制限は無く、購入した容量の範囲内でネット利用が可能です。
万が一、途中で容量が足りなくなった場合でも、容量の追加購入を行えば再び利用できます。
そして、レンタル料以外にオプション料・送料等々の別途料金が加算されます。
▼エクスモバイルの詳細を見る
エクスモバイルは、規制回避機能としてメジャーなVPNとは異なる通信技術を採用しており、国際ローミング通信という特別な回線で規制を回避します。
▼VPNとは何ぞや?という方は、こちらの記事をご覧ください
ネット規制のある国で不便を回避!海外で使えるVPNサービスとは?【初心者向けに基礎から解説】
中国旅行にレンタルした内容
私は1GBのプランを、2016年9月17日~25日の9日間レンタルしました。
当時の料金形態で、送料等含めて計5,850円でした。
(※現在は1GBプランが廃止され、2GB か 4GB の2択になりました)
▼こちらが、自宅に届いたWiFiルーターセット一式です
エクスモバイル 社では、WiFiルーターの受取方法として以下の3種類が選択できます。(2019年2月現在)
- 宅配 (送料:650円、時間指定可)
- ゆうパケット(送料:0円、時間指定不可)
- 空港受取 (手数料:1,000円)
自宅に郵送するほうが費用かかりそうなイメージなのに、空港受取のほうが高いという謎(笑)
私のおすすめは送料無料のゆうパケットで、自宅の郵便ポストへ投函される為、仕事が忙しくほとんど自宅に居ない人でも難なく受け取ることができます。
ちなみに、返却方法は、
- 郵便ポスト返却 レターパック (送料:360円)
- 宅配 (送料:実費)
- 空港返却 (手数料:1,000円、成田空港のみ)
これまた空港返却が高いですね。
エクスモバイルを中国で使ってみた
VPN設定不要!到着後すぐにネットが使える
前述した通り、エクスモバイルは、VPNではなく国際ローミング通信を利用してネット規制を回避します。
VPNを利用した接続の場合、必ず初期設定(VPN設定)が必要となるのですが、エクスモバイルに関しては、そういった設定は一切不要!
WiFiに接続する際に必要な作業は、たったの2ステップです。
- WiFiルーターの電源を入れる
- 自分のWiFiを探し、WiFiパスワードを入力
WiFi起動後、ネットに接続されるまでに1~3分程度かかります。
その間に不安に思われるかもしれませんが、これはローミング通信を使用しているからなので、安心して繋がるのを待ちましょう(笑)
* … * … * … * …*
通信速度に関しても、私がレンタルした当時は3Gだったのですが、遅くてイライラしたことは無く、LINEやFacebook等のSNSも普通に閲覧できました。
現在は4G-LTEになったので、もっとサクサク使えるようになったのでは、と思います。
私は友人4人とシェアして使いましたが、複数人の同時利用でも通信速度が低下することは無く、助かりました。
エクスモバイルをレンタルする際の注意点
使用量の確認ができない
前述した通り、エクスモバイルは容量型 (通信容量を予め購入する形式)のWiFiレンタルで、イメージでいうと、「プリペイドSIMカード」の レンタルWiFi バージョン、のようなものです。
1日あたりの通信制限(容量の制限)は無いものの、プラン(2GBまたは4GB) の通信容量を使い切ったら使用不能になってしまいます。
私がレンタルした当時は、ルーターに電源を入れると、このように▼液晶画面に累計で利用したMB(メガバイト)数が表示されていたのですが!、
2019年2月時点で、エクスモバイル 社 公式ホームページによると、
使用されたデータ通信容量のご案内を行っておりません、
お持ちのスマートフォンなどで確認できる場合がございますので、そちらでご確認をお願い致します。
との記載が。
容量型のWiFiレンタルなのに、ルーターの液晶画面で使用量の確認が出来ないってどゆこと?!
何でそんな大切な機能を削ぎ落としちゃったの?!
途中で容量が足りなくなった場合の「容量の追加購入制度」があるとはいえ、現時点での残量が分からなかったら、どのタイミングで追加したら良いか分からないじゃん!!!
…と、いろいろツッコミどころ満載ではあるのですが、笑
1台のWiFiを複数人でシェアして利用する場合、通信容量が大きいプランを選んでおくと安心です。
また、ネットを使用していない時は、こまめにルーターの電源をOFFにして、無駄な通信を防ぎましょう。(※重要)
▼公式ホームページには、1GBの目安としてこんな表が載っていましたので、参考までに。
ここまでの要点まとめ
▼エクスモバイルのWiFiレンタルの特徴をまとめると、
- エクスモバイルは、容量型(容量を事前に購入する形式)のWiFiレンタル
- 国際ローミング通信でネット規制を回避(=VPN不要!)
- 1台のルーターで、複数の端末に同時に接続可能
- 現時点で使用量を確認することはできない
▼上記を踏まえて、エクスモバイルはこんな人におすすめです
- 電子機器が大の苦手で、面倒な初期設定をしたくない
- ネットの利用頻度が比較的少ないライトユーザー
最後に
私が中国を旅行していた際、異国ならではのトラブルに見舞われたこともありました。
その際、レンタルWiFiという存在に助けられたことは言うまでもありません。
ぶっちゃけ、レンタルWiFiが無くても旅はできるのですが、WiFiがあるといざというときに助かるのは事実です。
レンタルWiFiを利用し、より便利でより快適な旅行にしちゃいましょう♪
▼エクスモバイルでレンタルWiFiを予約する
エクスモバイルは、空港カウンターにて出発当日申込みは不可です。必ず事前に予約しておきましょう!
予約の際は、【レンタルお申し込み】をクリックした後、プラン選択の部分で必ず【データパック】を選択してください。
選択肢の中には、規制回避付ではないプランも含まれていますので、誤って申し込まないよう気を付けましょう。
▼他にも中国で使えるWiFiレンタルが知りたい!という方は こちらの記事をご覧ください
中国旅行におすすめのWiFiレンタルと、知っておきたいインターネット事情