政府によるネット規制のある中国でも、日本にいるときと同じようにインターネットが使える、便利なWiFiレンタルサービス。
本記事では、中国で使える VPNプランのメリット・デメリット・注意点等について解説します。
※まずは公式サイトをチェックしておきたい!という方は、こちらから詳細を確認できます>>jetfi (ジェットファイ) 公式サイト
もくじ:タップで該当箇所にジャンプ
jetfiの中国VPNプランをレンタルするメリット
メリット①:面倒な初期設定 (VPN設定) は不要
一見ややこしいのですが、 jetfi はプラン名に “ VPN ”というネーミングがついているにもかかわらず、規制回避の仕組みは一般的なVPNとは全く異なります。
(※良い意味で、もはや仕組みはVPNじゃないのでは…?と思っている)
▼VPNとは何ぞや?という方は、こちらの関連記事をご覧ください

私が過去に他社のVPNサービスを利用した際、初めに面倒な初期設定 (VPN設定) が待ち構えていたのですが、jetfi はそういった設定が一切不要です。
到着後、ルーターの電源をONにし、WiFiパスワードを入力すれば、すぐにネットが使えます。
操作方法も簡単なので、とりわけ、
- 普段から日本で「Y!mobile」「WiMAX」等のポケットWiFiを利用している人
- 過去に別の国で jetfiをレンタルした経験のある人
・・・にとっては朝飯前だと思います(笑)
メリット②:安定した通信を提供
一般的なVPN接続の場合、
- 中国政府とのいたちごっこである為、ある日突然ガチャっと通信が切られてしまうことがある (※とりわけ政治的なイベントがあると、政府が本気出してくるらしい笑)
- 接続はできるが、頻繁に切断されてしまい動作が不安定なことがある
のですが、jetfiにそういったデメリットはなく、通信環境は比較的安定しています。
かつ、標準で高速4G回線 (現地キャリアが4G回線に対応していない一部地域では3G) に対応しており、快適に利用することができます。
メリット③:現在の容量の残量が一目で分かる
まず前提として、一般的な海外WiFiレンタルは容量制となっており、無制限にネットが使えるわけではありません。
会社ごとに上限のルールが決まっており、jetfiの中国プランの場合はこんな感じ▼です
- 1日あたり最大500MBまで
- 通信容量は1日1回リセットされる(※日本時間の午前1時)
- データ量の翌日繰り越しは不可
このような上限があるので、調子に乗って使いすぎて容量の上限を超えてしまった場合、通信速度制限がかかってしまいます。
こういった容量に制限があるタイプのWiFiで、私が過去に別の会社で借りたときは、ルータの液晶画面に残量表示がありませんでした。
なので、自分が現時点でどれだけの容量使っているか分からず、いつ上限に達するのかハラハラしながら使っていました。
その点、jetfiは安心です。
▼このように、ルーターの液晶画面に累計で利用したMB(メガバイト)数が表示されています。
この数値をチェックすれば、自分が現時点でどれくらいの容量を消費しているのかが一目で分かるので、とても助かりました。
私は、海外でWiFiをレンタルする際、Youtube等の極端に容量を食うサイトの利用は控えているのですが、
通信容量がリセットされる午前1時に近づいた時点で容量が余っていた場合、上限ギリギリまで動画視聴をしたりもしていました。
このような計画的な使い方ができる、というのも、jetfiの大きなメリットです。
メリット④:大容量バッテリー内蔵で丸一日使える
jetfiのWiFiルーターは、一般的なルーターと比べると大きめ & 重量感がありますが、中に大容量バッテリーが内蔵されており、電池の持ちがめちゃくちゃ良いです。
そして、さらに嬉しいのが、WiFiルーターそのものがモバイルバッテリーとしても使えるということ。
スマホ等の電子機器をWiFiルーターに接続すれば、外出中でも充電可能です。
公式サイトによると、目安として iPhoneが2~3回充電可能だそうです。(※充電機能のみで使用した場合)
これなら、いちいち予備バッテリーを持ち歩く必要が無くなり、荷物が減って助かります。
他社WiFiルーターの場合、連続稼働時間が短い場合もありますし、予備バッテリーはオプション扱いで、借りると別途料金 (1日あたり200円程度) が発生します。
予備バッテリーが不要なくらいの容量があるのは心強いですね!
▼jetfiの詳細を見る
jetfiの中国VPNプランをレンタルするデメリット
中国以外の国も含めて何回もリピートしているほどヘビーユーザーの私としては、正直なところデメリットの部分があまり思い浮かばないのですが、
あえて挙げるとすれば以下の点です。
デメリット①:空港カウンターにて出発当日申込み不可
空港に自社カウンターを設け、出発当日まで申込みを受け付けているWiFi会社もありますが、jetfiは要事前予約となっています。
出発当日に空港で申込みすればいいや!と考えている方は要注意です。
受け取り方法によって申込み期限が異なりますので、詳細は下記をご覧ください。(※2019年8月時点)
- 宅配便 / コンビニ / 郵便局受取の場合:宅配便受付の申し込み期限日一覧 (公式サイト)
- 空港受取の場合:出発日の2日前の午前中 (※関空のみ出発の3日前の午前中)
- 空港のコンビニ / 空港の郵便局受取の場合:出発日の3日前の24時
※とりわけハイシーズンでは在庫切れになる可能性もありますので、早めに申込みしておくことをおすすめします。
デメリット②:WiFiルーターの空港返却不可
jetfiの端末 (WiFiルーターセット) の返却方法は郵送のみとなっており、
同梱された返信用封筒 (レターパック) を使用して、帰国日の翌日までに郵便ポストに投函する必要があります。
その際、必ず返送料 (650円+税) がかかりますが、
- よほど短期間のレンタルでもない限り、返却手数料を加味してもトータル的には他社より安い
- 空港受取でも受取手数料を取られるWiFi会社もあるが、jetfiは無料
私は、後回しにしてうっかり返却し忘れたら嫌なので(笑)、帰国後すぐに空港の郵便ポストに投函することが多いです。
▼jetfiの詳細を見る
jetfiの中国VPNプランをレンタルする際の注意点
注意点①:プランの選択ミスに気をつけて
jetfiは、中国VPNプランの他にも、
- アジアプラン:アジア周辺の29ヶ国に対応。対応エリア内ならば、周遊利用も可能
- グローバル(世界周遊)プラン:世界100ヶ国以上に対応。対応エリア内ならば、周遊利用も可能
- 無制限プラン:世界28ヶ国に対応。通信容量無制限に使えるプラン
があり、この2つのプランの対応国には中国も含まれてはいるのですが、
これらのプランには規制回避機能が備わっていない為、仮に中国に持っていったところで、規制対象となっているサービス (LINE、Google、Youtube等) は利用することができません。
申込む際は、必ず【中国VPNプラン】を選択してください。
注意点②:中国のみでしか利用できない
中国VPNプランは中国限定のサービスである為、周遊利用不可となります。
また、日本国内での利用はできません。(日本で起動した際にエラーコードが出ますが、問題はないです)
ここまでの要点まとめ
- 面倒な初期設定 (VPN設定) は不要
- 安定した通信を提供
- WiFiルーターの液晶画面に残量表示があり、容量の上限を超えないよう、計画的な使い方ができる
- 大容量バッテリー内蔵で丸一日使える
- WiFiルーターそのものがモバイルバッテリーとしても使える
- 空港カウンターにて出発当日申込み不可
- WiFiルーターの空港返却不可
料金面もさることながら、上記のような利便性に関わるメリットも含めておすすめのWiFiレンタルです。
当時(借りる前)はレンタルするか迷いましたが、結果的にjetfiにして良かったです!
ܤ ܤ ܤ ܤ ܤ
▼実際にレンタルしてみたい!と思ったら、こちらの公式サイトよりお申込みできます
▼jetfiの申し込みから~返却までの流れは、こちらの記事で解説しています

▼他にも中国で使えるWiFiレンタルが知りたい!という方は こちらの記事をご覧ください
