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海外旅行でWiFiをレンタルする際の注意点まとめ

海外WiFiレンタル 注意点

本記事では、WiFiを選んだの、予約時から~実際に現地で使うまでの注意点を、時系列にまとめてみました。

私が過去に経験した失敗反省を元に執筆しており、予約前に知っておきたい情報が盛りだくさんな内容になってます。

ぜひご一読ください。

本記事は、海外WiFiレンタルについて、ある程度知っていることを前提に書いているため、基礎の基礎から解説してほしいという方は、「はじめての海外WiFiレンタル~おすすめな人&選び方のポイントを解説~」の記事からにご覧ください。

予約時の注意点

補償オプションは、時と場合によっては不要

WiFiレンタルンの申し込みをする際、各社がオプションで提供している「安心補償制度」に加入するかどうか、選択する画面が出てくるかと思います。

▼例:イモトのWiFi

イモトのWiFi 補償

万が一、ルータを破損・紛失した場合、数万円の出費になると考えれば、加入しておくのが無難なのかもしれませんが、

必ずしも、各レンタル会社の補償オプションに申し込む必要はありません。

海外旅行に行く際、よほど無謀な人でもない限り、海外旅行保険に加入するかと思います。(むしろ、加入しないなんて危険すぎますからね!!!)

通常、海外旅行保険の補償内容には「賠償責任」という項目があり、万が一WiFiルーターを破損・紛失してしまっても、補償を受けることができます。

1日たった数百円だし…と気軽に加入する人も多いですが、賠償責任補償付きの海外旅行保険に加入するならば、わざわざレンタル会社の保険に二重に入る必要も無いかと思います。

注意

必ず、加入する海外旅行保険の補償内容をしっかりと確認してください!

  • 約款に「レンタル業者から借り入れた品も補償の対象」との記載があることを確認してください。
  • 免責」があるタイプの補償の場合、一定額までは補償の対象となりません。免責金額を超えた部分についてのみ保険で補償されるので、注意が必要です。

また、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の場合、レンタル業者から借り入れた品は補償の対象なケースも多いので (例:楽天カード)、

カード付帯の海外旅行保険のみで済ませようと考えている方に関しては、注意が必要です。

 

受取時の注意点

うっかり受け取りそびれない

海外WiFiは「レンタル」サービスですので、利用する際に端末 (WiFiルーター) を受取る必要があります。

宅配便で自宅受取する場合

  • 地方の空港から出発する人 (空港に受取カウンターが無い)
  • 早朝便深夜便を利用 (空港の受取カウンターが営業時間外)

等の理由で、「自宅受取」を選択する方もいらっしゃるかと思います。

宅配

自宅受取の場合、あらかじめ宅配便で自宅にWiFiルーター一式が送られてくるのですが、大半のWiFiレンタル会社は出発日の前日に届くケースが多いです。

その場合、何が何でも「その日(前日)」に受け取らなくてはいけません(汗)

実家暮らしの人は家族に頼めばよいのですが、ひとり暮らしの場合、その時間に必ず自宅で待機しなければならないので、それがプレッシャーになってしまいます。

旅行前日は、仕事の引継ぎ等で遅くまで仕事に追われる人も多いでしょうし、万が一受け取れなかったら大変ですよね。

私は前日にヒヤヒヤするのが嫌なので、下記のような対策を取っています。

  • 受取り場所を、(自宅付近の) コンビニにする (※WiFi会社によっては、コンビニ受取りに対応してないケースも有) 
  • ネットで申し込みする際、要望欄に「前々日までに発送希望」と記載 (※WiFi会社によっては早期受取料がかかるケースも有)

空港カウンターで直接受け取る場合

空港でWiFiルーターを受け取る場合、あらかじめカウンターの場所を確認しておきましょう。

空港にもよりますが、「出発ロビー」「到着ロビー」周辺にあるケースが多いです。

空港到着後、出発までの流れは、

  1. 搭乗手続き (チェックイン)
  2. 保安検査場 (セキュリティーチェック)
  3. 出国審査
  4. 搭乗

・・・なのですが、一度「保安検査場」に足を踏み入れてしまったら、もう後戻りはできません。(=引き返せません)

保安検査場に行くに、必ず受け取りを済ませておきましょう。

 

出発前の注意点

WiFiルーター一式は、機内持ち込み鞄に入れる

ポケットWiFiルーター本体には、リチウム電池が入っていますので、チェックイン時に預ける受託手荷物 (スーツケース) の中に入れることができません。

必ず、手荷物として機内に持ち込みましょう。

スーツケース

誤って受託手荷物に入れてしまった場合、その場で取り出すよう指示されたり、後々呼び出しがかかる可能性があります。

WiFiルーターを自宅で受け取った人は、荷造りの際に、うっかりWiFiルーターをスーツケースの中に入れてしまわないよう、気をつけましょう。

MEMO

WiFiルーター以外にも、リチウム電池が内蔵された電子機器類は、

  • スマートフォン
  • モバイルバッテリー
  • ノートパソコン
  • カメラ
  • カメラの予備バッテリー
  • ゲーム機

等があるのですが、これらも同様に手荷物として機内に持ち込みましょう。

スマートフォンの適切な設定を行う【重要

海外にスマートフォンを持っていく際は、出発前に その設定を見直す必要があります。

今ドキのスマホはかなり高性能な為、そのままの状態で海外に持っていくと、勝手に現地の電波を探し当てて送受信を行い、高額請求の原因となります。(いわゆる “パケ死“)

ですので、海外旅行中は「スマホを機内モードにしておく」というところまでは、ご存じの人も多いかと思います。

機内モード

確かに、機内モードにしてしまえば、日本で利用している携帯電話会社から高額な費用を請求されることはありませんが、正直なところ、それだけでは不十分です。

以下に、必要な設定項目を簡単にまとめてみました。

iPhone (iOS) ユーザー

  • iCloudバックアップをOFF*
  • iCloud写真マイフォトストリームをOFF*
  • iOSアプリ (iTunes Store と App Store) の自動ダウンロードをOFF
  • ソフトウェア・アップデート自動アップデートをOFF
  • App (アプリ) のバックグラウンド更新をOFF*
  • モバイルデータ通信をOFF (合わせてWiFiアシストデータローミングもOFF)*
Android ユーザー

  • クラウドストレージサービスをOFF (例:ドコモクラウド、au Cloud、Googleフォト、Dropbox等)
  • アプリの自動更新をOFF
  • モバイルデータ通信をOFF
MEMO

詳しい設定方法については、こちらのページ▼をご覧ください

 海外WiFiレンタルを始めてご利用されるお客様へ (iPhoneユーザー用 / Androidユーザー用)

これはグローバルWiFi公式サイトの例ですが、各WiFi会社の公式サイト または 取扱説明書に、このような記載があります (※書いてある内容はほぼ同じです)

スマホに詳しい人は、もうお分かりかと思いますが、これらは、

  • 自動的にインターネット上にデータを保存してくれたり
  • 自動的にデータを最新のものに更新してくれたり

する便利な機能なのですが、その反面、意図しない大容量通信を引き起こす可能性があります。

つまり、自分の中ではネットを使用していないつもりでも、その背後で大容量通信が発生しているのです。

普段の生活では、モバイルデータ通信を節約するために、自動更新やバックアップは自宅や職場のWiFi環境下のみで行う設定にして、賢い使い方をしている人もいらっしゃると思いますが、

海外WiFiをレンタルした場合、その使い方がとなってしまうこともあるのです。

これは脅しではなく、上記の設定を忘れると、いとも簡単に規定の通信量の上限を超えてしまいます

アプリの自動更新は、1アプリで100MBを超えることも珍しくないですし、スマホの写真をiCloudに自動バックアップすれば、500MBくらい簡単に超えます。

海外WiFiは使い放題ではない為 (※無制限プランを除く)、規定の通信量の上限を超えて利用してしまった場合、速度制限がかかったり、回線が停止してしまいます。

あとで後悔しないためにも、出発前に適切な設定を行いましょう。

MEMO

日本に帰国したら、同様の操作で 変更した設定を元に戻しましょう。 出国前に、何を変更したかをメモに残しておくことをおすすめします。

 

現地での注意点

使用時以外はWiFiルーターの電源をOFF (複数人で利用する場合)

前トピックで、意図しない大容量通信を引き起こさないために、スマホに様々な設定を施したかと思います。

それでも、複数人でシェアして利用する場合は、使用時以外はこまめにWiFiルーターの電源をOFFにしておくことをおすすめします。

私自身、過去にうっかりWiFiルーターの電源を切り忘れて、長時間放置してしまった経験があるのですが、気づいた時にはかなりの通信容量を消費しており、めちゃくちゃ焦った経験があります。

もちろん、私は出発前に大容量通信を防ぐ設定を済ませていたのですが、WiFiをシェアしていた友人の1人に、”うっかりさん” がいたんですよねぇ(苦笑)

かといって、全員のスマホの設定を細かくチェックするのも難しいですし、いっそのことWiFiルーターの電源を切っておけば、トラブルも防げます。

バッテリーの持ち時間を理解する

WiFiルーターはMAXに充電された状態で手元に届く為、現地空港に到着後、電源を入れればそのまま使えるようになっています。

しかし、バッテリーの持ち時間には限りがあり、毎晩ホテルで充電していたとしても、利用頻度によっては途中でバッテリーが切れてしまうことがあります。

とりわけ無制限プランの場合、通信容量を気にせずに使える反面、WiFiルーターの稼働時間も長くなりがちです。

途中で電池残量が底をついてしまったら、もはや宝の持ち腐れなのですが(苦笑)、

そこでオススメなのが、モバイルバッテリーを持っていくこと!

外出先で、いつでもどこでもスマホを充電できる利便性から、普段から毎日使っているよ!という人も多いのではないでしょうか。

大半のモバイルバッテリーは、スマホ以外の電子機器も充電できるので、万が一、WiFiルーターの電源が切れてしまっても安心です。

追加料金を払えば、併せてモバイルバッテリーもレンタルできるWiFi会社も多いですが、日常使いもできますし、この機会に買ってしまっても良いと思います。

私のおすすめは、コンセントに挿して蓄電できるタイプのモバイルバッテリーです。

MEMO

連続可能時間は、WiFiルーター・WiFi会社によって差があります。

最もバッテリーの持ちが良いのはjetfi (ジェットファイ) で、15時間の連続稼働 かつ WiFiルーターそのものがモバイルバッテリーとしても使えます。

ܤ ܤ ܤ ܤ ܤ

以上が、海外旅行でWiFiをレンタルする際の「注意点」でした。

 WiFiレンタルの申込みは、各公式サイトより受け付けています

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