本記事は、前ページの持ち物講座①~チェックリスト編~に記載した持ち物のいくつかを選び、それらが具体的にどのように役立つのか、詳しい解説をつけてみました。
ピースボート持ち物講座①~チェックリスト編~これから乗船を控えている方は必見の内容です!
もくじ:タップで該当箇所にジャンプ
持っていって良かったもの
携帯電話
スマホだと、現地でフリーWiFiが使えるのでなおよいです。(いまさらガラケーを使っている若者はなかなかいないですが… 笑)
最近はほとんどの国でふりーWiFiスポット見つけることができます。
電話・メールなどの本来の使い方以外にも、
- スケジュール管理
- アラーム
- 時計代わり
- メモ帳 (自主企画の案、乗客の部屋番号帳、発表文の原稿作り)
- ライト (暗い場所で足元を照らす)
などなど、いろんなシーンで大活躍!
”いつも持ち歩いているケータイ”だからこその便利さがあります。
ノートパソコン
持ってくればよかった!という意見が多いランキングNO.1らしいです。
クルーズのためにわざわざ買うことはないかもですが、持ってきて確実に損はないと思います。
- カメラ紛失に備え、SDカードのデータをパソコンにバックアップ
- 友達と写真のシェア
- 船内企画で使う画像編集・ムービー編集
等々で活躍!
※要ウイルス対策ソフト→クルーズマニュアルにも掲載はありますが、ウイルスソフトは入れておくのが無難です。
外付けハードディスク
このクルーズでは、「シェアしよ!」が合言葉で、その一つに写真のシェアがあります。
集合写真などを撮るときに、「後でデータちょうだい」「分かった、またあげるね」なんてシーンは多くあります。
そんなときに便利なのが、大容量のハードディスクです。
様々な人から写真や動画を貰う際に、いちいち自分の写っている写真だけ取捨選択しているようでは、かなり時間がかかります。
なので、とりあえず友達のSDカードの写真データをすべてコピーしてもらって、後々時間のあるときに自分で欲しい写真を選別する、という方法を取ることが多々あります。
そうすると、USBメモリの容量では全然足りなくなってしまうのです。
とりわけノートパソコンを持ってない人は、持ってくることを強くおすすめします。
ノーパソを持ってる人でも、いろんな人からデータをもらえば、パソコン本体の容量だけでは不十分になることが多いので、やはり外付けタイプのハードディスクがあると便利です。
安いものだと数千円~1万円前後で、500GB~1TBもの膨大なデータが保存可能です。
ちなみに、船の売店で売ってるUSBメモリは、MAXでたったの8GBしか容量がない上、お値段は2500円ほど。
最近のデジカメは高画質ですが、そのぶんデータが重いので、8GBなんて瞬殺で埋まってしまいます。
USBメモリ
上記ハードディスクと若干かぶりますが、
- データの移行
- 他の人からデータ・画像をもらう
- 売店での写真の現像サービス
に便利です。
船内の写真現像サービスは、デジカメのSDメモリをそのまま差し込んで印刷することもできますが、速やかに行うためにも、あらかじめ現像する画像だけをUSBに移しておくと、時間がなり節約できます。
何百枚もの写真データから、いちいち1枚ずつ確認&選択している、空気読めないおじいちゃんとかいましたが、あまりに時間がかかりすぎて、後ろの人は超イライラモード(怒)
クルーズ終盤になるとこのサービスを利用する人が増え、長蛇の列ができるので、後ろの人を待たせない配慮も必要です。
USBは最低でも1つは必要だと思いますが、数は多いほうがいいです。
わざわざ2つ目を新しく購入する必要はないですが、友達に渡したけどなかなか返ってこない…なんてことも多々あります。
デジカメ・一眼レフ
言うまでもなく、マスト中のマストアイテム。
カメラに関して是非覚えておいてほしいことは、
- 紛失のリスク
- 故障のリスク
- バッテリーの持ち、です。
船内・寄港地では、デジカメを失くしたり、忘れたり・盗られたりするケースが多発します。
カメラだけに限らず、狭い船内で、失くしたものがなぜ出てこないのか?という疑問はあるのですが、とにかく見つからない人が多いのです。
なので、こまめにパソコンにデータをバックアップしておいたり、故障・紛失用に備えて予備カメラ(昔使っていた古いカメラなど)を持ってきておくと、必ず役に立ちます。
また、デジカメが壊れて困っている友人に貸すこともできます。
世界一周という長いスケジュールの序盤でのデジカメ紛失がどれだけ厳しいか、想像すれば分かることでしょう。
カメラの予備バッテリー
用意できるならば1、2個は持っておく方が良いです。
ムービーを撮ると、電池の消耗は非常に早いです。
また、オーバーランドツアーの際、宿泊したホテルでうまく充電できずに電池切れ、というケースもあります。
SDカード
デジカメに入れるSDカードは、大容量&高速の物をおすすめします。
(※容量の少ないSDの場合でも、パソコンを持っていればデータを移動できるのでOK)
さらに、ネックスストラップも必須です!
ひったくり防止や、とっさの取り出しに威力を発揮します。
クレジットカード
VISA、Master、JCB、Amexなどなど。
磁気不良に備えて、最低でも2枚以上、できれば3枚は持っていくとよいです。
銘柄によっては使用できない、という店もあるので、異なる銘柄(ブランド)を用意しましょう。
また、限度額は上げていくこともオススメします。
海外ではいろんな物がほしくなってくるものですし、船内での様々なサービスの支払いもクレジット払いです。
国によっては、両替の手数料を考慮すると、クレジットカードの方が得になる場合もあります。
普段クレジットを使わない人は、暗証番号を忘れてる可能性が高いので、出港前にきちんと調べておきましょう。
カード会社にもよりますが、暗証番号を調べるのに時間がかかりますのでお早目に!
例えば、私が使っている楽天カードの場合、電話口では教えてくれず、後日郵送(ハガキ)で届きました。
現金(日本円、ドル、ユーロ)
船内では、原則両替は出来ないので、両替はあらかじめ日本で済ませておきましょう。
(稀に、寄港日当日に現地通貨との両替が行われることもあります)
持って行く「ドル$」:「ユーロ€」の比率は、クルーズにより異なりますが、たいてい5:5~7:3くらいです。
ユーロ圏の寄港地の数や物価で判断するとよいでしょう。
両替する際に、20ドル以下の小額紙幣をたくさん用意することをおすすめします。
50ドル、100ドル札は正直使いにくいです。
1ドル紙幣は超×100!!!使うので、たくさん持っていくこと!(笑)。
国にもよりますが、多くの観光地でアメリカドルが使えます(※ヨーロッパ圏を除く)。
なので、ドルさえ持っていれば、現地通貨を持っていなくても何とかなるのですが
その際に高額紙幣しか持っていないと、断られたり、おつりが大量の現地通貨で返ってくるので注意が必要です。
現地通貨への両替は、多くし過ぎると余ってしまうのででほどほどに。
現地通貨からの再両替は、一般的にかなりレートが悪いです。
日本円は、家~横浜までの往復の交通費、船内でオプショナルツアーを変更・追加するときの精算に使えます。
稀に、寄港地で日本円が使える場合もあります。
また、穴の開いたお金(5円玉)は海外では珍しいからか、交流ツアーで現地の人にプレゼントすると喜ばれたりします。
音楽データ・CD
自主企画をやりたいと思っているならば必要。
CDで持っていくのはかさばるので、データ化してパソコンに入れておくとなお良いです。
自分の好きな音楽データを持っていけば、いろんな場面で大活躍間違いなし!
名札
名前を覚えてもらったり、ニックネームの由来を聞いたりする感じで、話のきっかけになります。
クルーズ序盤で「名札を作ろう!」みたいな企画があるので、そこで作成してもよいでしょう。
(終盤になると、名札をつける人はほとんどいなくなりますが。笑)
首かけの名札入れ
よく100均なんかで売っているアレのこと。
名札を入れるほかにも、船内で使う「IDカード」を入れたり、大活躍間違いなしのアイテム。
名刺
アドレス交換に便利。
フレンドノート(クルーズ終盤ごろに友達同士で交換して、連絡先、メッセージなどを書きあう)があるので、別に要らないという意見もありますが。
どちらかというと、船内の友達用に作るのではなく、寄港地で出会う外人用に作るのがおすすめ。
今ドキの若者は先進国・発展途上国にかかわらず、FaceBookを使いこなしているので、名刺に、
- ローマ字の名前
- GメールなどのPCアドレス
などを書いておくと、連絡先の交換がスムーズになります。
水筒
寄港地、または船内の各所にあるタンクでの水の補給に使えます。
基本的にはペットボトルでも代用可能ですが、「氷」「お湯」をもらうときは、衛生上の理由で断られてしまいます。
お湯はカップラーメンを作る時にマストです。
(※船内で紛失することが多いので、あえて無くしてもいいペットボトルにする人もいます)
お菓子・カップラーメン・タバコ、などの食料
船内の売店にも、何種類かの日本のお菓子は売っています。(※値段は高め)
あらかじめ日本で買っておいて船に持ち込む場合、量によっては宅急便の送料もかかるので、元が取れるかは微妙。
寄港地でも美味しくて安いお菓子はたくさん売ってますので、日本から持ってく必要はない、という意見もあります。
「私はこのお菓子がないと生きていけない!」という超こだわりのある人は、持っていったほうがいいかも?(笑)
ホワイトボード・ペン・消し
100均で売っているような小型のものを用意し、
- 部屋の中に置き、ルームメイトへの伝言を書く
- 部屋の外の扉に吊り下げておき、他の部屋の人から伝言を受ける
等々、意外に役に立ちます。
また、誕生日の子のサプライズのために、ホワイトボードにメッセージを書いて、それと一緒に写真を撮り、集めてムービーに編集してプレゼント♪なんて企画でもよく使われていました。
各国ガイドブック
おすすめは「地球の歩き方」。
船内でも貸出を行っていますが、数に限りがあるので、他の人に借りられてることもあります。
私は、地元の図書館でガイドブックを借り、必要なページだけコピーし、ファイリングして持っていきました。
(※オプショナルツアーを取っている寄港地では、あまり必要ないかもしれません)
時計
腕時計(時差でしょっちゅう時刻が変わるので、時刻調整が簡単なもの)はもちろんですが、置き時計があってもよいかと思います。
船内の各部屋に時計は設置されていない為、自分の時計が生活のリズムを形成します。
なので、部屋の皆が見える位置に時計があると便利です。
酔い止め
最低でも初日1日分の酔い止めは必要です。
とりわけ、「横浜出港直後」や「天候の悪い日」はかなり揺れます。
酔い止めは船内でも無料で配られていますが、気を付けてほしい点があります。
船で配られる酔い止めは、
- 酔う前に飲まないと効果がない
- 飲むと眠くなるタイプ
です。船酔いが心配な人は、薬局で「酔ってからでも効く」「眠くならない」ものを用意しておくことをお勧めします。
▼船酔いに関しては、こちらの関連記事をご覧ください
どれくらい揺れる?ピースボートの船酔い対策
洗濯ロープ・洗濯バサミ
ルームメイトの誰かが持ってきてくれる可能性はありますが、やはり自分で持って行きましょう。
部屋の大きさにもよりますが、長い物が2つくらいあれば、部屋いっぱいに十字に張って干せます。
狭い室内ですので、工夫してたくさん干せるよう、上手くロープを張ることをお勧めします。
▼船内の「洗濯事情」に関しては、こちらの関連記事をご覧ください
ピースボート船内の「洗濯事情」とは?手洗いorランドリーサービスどっちがおすすめ?
たこ足配線・延長コード
4人部屋でも、コンセントの数はかなり少ないです。
故に、たこ足は絶対必須!!!
また、2段ベットの上段の位置だと、延長コードも必要です。
部屋の外でも、例えば公共のスペースでPCを使う際に、たこ足・延長コードはよく使います。
変換プラグ・変圧器
船内のコンセントは日本式ではないので、変換プラグが必須です。
オーシャンドリーム号のコンセントは、たしかCタイプ(?)でしたが、
- 途中で船を離脱する予定のある人
- 今後も海外旅行に行く予定のある人
には「全世界対応プラグ」がおすすめです。
それ1つあれば、世界中どこでも使える優れモノ!
また、船や寄港地で電化製品を使うためには、「変換プラグ」+「変圧器」が必要です。
(※変換プラグはただ単にコンセントの形を変えるだけで、電圧までは変えられない)
しかし、今ドキの電化製品は、ほとんどが100V~240V対応であるため、「変圧器は不要」と思いがちなのですが、それはあくまで電化製品を「単体」で使う場合の話です。
たこ足で「複数」の電化製品を使用する場合は、変圧器が必須になってきます。
4人部屋では、基本的にたこ足で複数使用するため、必ず変圧器を装着すること!
変圧器を使わないまま複数の電化製品を使用すると、電化製品そのものは壊れない(?)ものの、たこ足が壊れて煙が出てくることがあるらしいです。
(※過去にそんな事件があったとジャパングレイスのスタッフが言っていました)
変圧器は地味に高いし重いので、新たに買うか悩みどころですが、
部屋メン4人のうち誰か1人は持ってくるであろうとタカをくくり、結局誰も持ってこなかったというケースが多発しました。
荷物を仕切るカゴ
相部屋で1人1つずつに割り当てられているロッカーは縦長構造のため、100均で売っているような「かご」・「仕切り板」のようなものがあると役立ちます。
それが無いと整理整頓ができず、物を探すときにかなり時間がとられる結果に。。。
梱包用品
船旅も終盤に差し掛かり、そろそろ荷造りを始めるころ、レセプションでは梱包用品の販売が始まります。
(※段ボール、ガムテープなどなど)
寄港地でお土産を買ったりするので、たいていの人は帰りの方が荷物が多くなります。
しかし、納得いかないのは、その段ボールのお値段が高い!(1箱500円) 。そして高いクセに小さい!
こんなに小さいのに、送料は大きい箱と変わらないので、1箱で3000円弱もかかるのか…と考えるとやってられないです。
予備の段ボールを畳んで持ってこなかったことを後悔しました。
また、最後の方の寄港地でスーパーなどに寄って、ちゃっかり段ボールをもらってきた人もいました(笑)
逆に持っていかないほうが良いもの
白色のタオル
理由は、部屋に備え付けのタオルと同じ色なので、ハウスキーパーさんが悪気無く備え付けのタオルと間違えて持っていってしまうからです。
持っていかれたら、まず戻っては来ないでしょう。
白地でも、文字・絵柄が大きく入ってれば大丈夫です。
借り物の服など
自分で洗濯するならよいのですが、ランドリーサービスに出すと、タグの部分に部屋番号などを油性マジックで書かれてしまいます。
自分の服でさえ書かれるのは嫌!という方は、ずっと自分で手洗いするのが無難です。
最後に
誰もが出港前、持ち物に何を持って行けばいいのか迷うものなのですが、これから乗船する人に言いたいことはただ1つ。
「たいていのものは、現地調達できる」
私は心配性なので、あれも必要、これも必要…といろいろ考えてしまい、結果、荷物が多くなってしまった人です。
(同室の子ごめんなさい><)
ピースボートで訪れる寄港地には、だいたいスーパーやコンビニがあります。
現に、現地の人はそこで生活して暮らしているわけなのですから、たいていの物は寄港地でも買えるのです。
私が一番失敗したと思ったのは「服」。
私は大の洋服好きなので、日本からたくさんの服を持っていったのですが、結局一回も着なかった服がけっこうありました。
寄港地には、安くて可愛い服がたくさん売っています。
なので、こんな服日本に帰ったら絶対着ないだろうなーと思いつつも、皆ついつい買ってしまうんです。
そして、せっかく買ったのなら、すぐに着てみたいと思うのが人間の心理です(笑)
こうして、日本から持っていった服をあまり着ないまま、船旅が終了。
もっと服の数を減らしていけばよかったと思いました。
消耗品なども、途中で無くなったら困る…と思って多めに持っていきたくなる気持ちも分かりますが、足りなくなったら買えばいいんです。
寄港地のスーパーである程度のものは調達できますし、船内の売店は(高いけど)そこそこの品揃えです。
ただ、これは日本で用意したほうがいい、というものもあります。
代表的なものは常備薬。
また、化粧水・日焼け止め・シャンプー・リンスなどなど、肌に直接塗るものはやはり日本製がいいと思います。
これらのものは、船旅の途中で無くなることがないよう、多めに持っていくことをおすすめします。
他にも、一度無くしたり壊れてしまうと、同じものを用意するのに多大な労力がかかるものがあります。
たとえば「眼鏡」。万が一壊れてしまった場合、もう一度同じものをすぐに用意できるか、と言われれば、答えは「否」。
なので、予備を持っていくのが安全です。
* … * … * … * …*
以上が、「持ち物講座②~詳しい解説編~」でした♪
持ち物含め、事前準備をしっかり行うことが重要です。
ピースボート持ち物講座①~チェックリスト編~
ピンクボートって本当?元乗船者の私がピースボートの恋愛事情を暴露! ピースボートで世界一周!乗船した私のクルーズ料金・費用を大公開 悪評が絶えないピースボートの実態とは?元乗船者の私がその真偽を検証してみた よく貼れるポス貼り講座~全クリした私が枚数UPのコツを解説!~