約3ヶ月間もの長い期間を、船の中で過ごすクルーズの旅。
船は、いわゆる「動くホテル」のようなものなので、部屋には人数分のタオルが常備されています。(バスタオルとフェイスタオルの2枚)
これらのタオルは、毎日ハウスキーパーさんが新しいものに交換してくれるのですが、普段自分が着ている衣類などの洗濯は、サービスの対象外です。
なので、洗濯物は、
- 自分で手洗いする
- ランドリーサービス(有料)を使う
のどちらかで片付けないといけません。
本記事では、ピースボートの洗濯事情について解説します。
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自分で手洗いする場合
若者は、圧倒的に自分で洗う人が多いと思います。
私は、日本から持参した洗面器(100均で購入)にお湯&洗剤を入れ、手もみしながら洗いました。
洗面器を使わず、洗面台の詮を閉め、そこに水を溜めて洗っている子もいました。
日頃から洗濯機を愛用している私にとって、手洗いでの洗濯は大変でした。
「手もみ」&「すすぎ」の段階まではそこまで時間はかからないのですが、問題は「脱水」です。
頑張ってぎゅ~っと絞るのだが、所詮は女子の握力。
そのまま干したとしても、絞り切れなかった水が洗濯物からぽたぽた滴ってきます。
1人部屋ならまだしも、同室の子に迷惑をかけるわけにはいきません。
なので、それを防ぐために、バスタオルで洗濯物を包み、余分な水分を吸い込ませます。
そうすると、水がぽたぽた滴るのを防ぐことができますし、なにより洗濯物が早く乾いてくれてGOOD!
やっとのことで脱水を終えると、今度は洗濯物を干す作業に入ります。
干す場所は、もちろん自分の部屋の中です。部屋の天井には、洗濯ロープをかけるホックがついています。
ロープの貼り方は部屋によって様々。
私の部屋は、十字に2本のロープを張って、そこにハンガーや洗濯バサミを使って衣類を干していました。
ただでさえ狭い4人部屋で洗濯物を干すと、窮屈なことこの上ないのですが、部屋で洗濯物を干す利点は部屋の湿度が保たれること!
船内は乾燥しているので、加湿器代わりになります。
- 洗濯ロープ
ハシゴ型のものがおすすめです。このタイプのロープは、干すときハンガーが動かずしっかり止まってくれるので、洗濯物が中央に寄るのを防いででくれます。
- 洗剤
粉末より液体の方が使いやすいです。荷物を減らすためにも、濃縮洗剤がおすすめ。また、部屋干し用だとさらにGOOD!
部屋干しタイプの洗剤は季節品のため、梅雨の時期しか売ってない店もあります。購入のタイミングを逃さないようにしましょう。
ランドリーサービスを利用する場合
ピースボートのランドリーサービスは、1回700円です。(※77回クルーズ時点)
部屋には、ランドリーサービス用の黒い袋(1人1袋ある)が置いてあるので、洗ってほしい衣類をそこに詰め込みます。
見た目は小さいですが、けっこう入ります。
部屋メンバーで洗濯物を合わせて出して、4人で割り勘してる子たちもいました。
ちなみに、私は船旅中1回だけこのサービスを利用しました。
ヨーロッパで船を離脱したので、洗濯物が1週間分以上溜まってしまったからです。
しかし、今後はもう利用しなくていいかな、と思いました。
理由は、いろいろとめんどくさいから(笑)
ランドリーサービスを利用するには、申請書?みたいなものを書かないといけません。
- パンツ:( )枚
- シャツ:( )枚
- タオル:( )枚
のように、衣類を数えて、その紙をいちいち書くのがめんどくさい(笑)
その後、
- 申請書
- 衣類の入った黒い袋
をハウスキーパーさんに渡すのですが、ここで、ハウスキーパーチェックが入ります。
「念のため、私と一緒にもう一度衣類の数を確認しましょう(←英語)」と言われ、ベッドの上に衣類を放り出されたのです。
少しでも多くの衣類が入るよう、時間をかけて畳んで丁寧に袋に詰め込んだわたし的には、内心イラッ(怒)
また畳み直し&入れ直しかよ・・・
* … * … * … * …*
そんなこんなで、個人的には「手洗い」を強くおすすめします(笑)
ランドリーサービス利用での注意点
急ぎの際は利用しないほうがいい
ハウスキーパーさんに預けてから自分の手元に帰ってくるまで、だいたい2~5日くらいかかります。
手洗いのほうが確実に早いです。
借り物の服、お気に入りの服はNG
衣類のタグに、油性ペンで4ケタの部屋番号を書かれてしまうので、借り物の服は手洗いしたほうがいいです。
また、他の服からの色落ちで衣類に染みがついてしまった!…という話は聞いたこと無いですが、お気に入りの服は自分で洗うのがベターでしょう。
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