本記事では、「船の中にどんな施設があるの?」という疑問にお答えします。
ピースボートの船 (現時点ではオーシャンドリーム号) は、クォリティー的には豪華客船の類ではありませんが、慣れてくると意外と快適・・・かも?!(笑)
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部屋
私が申し込んだのは、もちろん一番安い「4人部屋」です。
全室トイレ・シャワー付き。ロッカーは1人1つ。ロッカーの中には金庫があるので、貴重品はそちらに。
船内見学会で一度4人部屋に入ってみた人は分かると思いますが、かなり狭いです(笑)
ロッカーやベッド下に入りきらなかった荷物やスーツケースを置いたり、天井にロープを吊るして洗濯物を干したりするので、窮屈で仕方がないです。
とはいっても、若者が部屋にいるのは「寝る」or「お風呂」のときだけで、普段はほぼ外にいるので、私はあまり気にしないようにしていました。
もう1つ困ったのは、部屋の壁がかなり薄いこと。
声のボリュームによっては、隣の部屋の人の話し声や音楽が丸聞こえ。
ということは、当然、私が同室の子と話している会話も隣に聞こえているということです。
部屋の前の廊下での立ち話も、大きな声で話すと部屋の中にいる人の迷惑になってしまいます。
昼間はまだよいのですが、夜中に隣の部屋の子たちが部屋飲みして騒ぎ出したりしたもんならもう(泣)
部屋の広さに関しては、部屋のランクを上げれば解決します。
たしか、プラス30万くらい払えば、窓有りの部屋ランクUPできます。
友達の窓有り部屋に遊びに行ったことがあるのですが、通路がだいぶ広くなります。
そして一番の利点は、やっぱり「明るい」ことですね。
もちろん、窓無しの部屋だって電気があるから明るいのですが、やっぱり自然の光は違います。
そして、窓があることで開放感がありますね。
しかし、必ずしも値段が高い部屋=快適というわけでもないです。
一般的に、客船は階が上がれば上がるほど部屋のランクが上がるのですが、ここに落とし穴があります。
オーシャンドリーム号の公共スペースは、主に8Fに集中しており、昼夜を問わず多くの人が集まる場所も、もちろん8Fです。
そこで問題となるのが騒音。
とりわけ、8Fにあるバイーア(BARの名前)は、夜になると、若者たちが歌って踊ってジャンプします(笑)
そうなるとバイーヤ下の部屋(7階)の乗客はたまったもんじゃないです。
天井から足音が響き、うるさくて寝れない、という声も聞きました。
なので、深夜に騒ぐ若者は、ピースボートのスタッフによく注意されていました(笑)
オーシャンドリーム号の中で最も上のランクの部屋は11階で、8Fより上にあるので、その場所は(たぶん)静かに暮らせそうな気がします。
売店 (6F中央)
もちろんコンビニみたく24時間営業ではありません(笑)
スペース的にはそんなに広くないのですが、お菓子・文具・衣類・電子機器などなど、様々な日用品が揃っています。
また、デジカメで撮った写真をプリントしたり、ポストカードにできるサービスもあります。
飲み物に関しては、売店横とプールデッキ横の自販機で、いつでもジュースやお酒を買うことができます。
診療室 (4F前方)
私は一度もお世話になったことがないので、詳しいことはよく分からないです。
友達曰く、とにかく診察料が高い!らしいです。ちょっとした治療だけで、すぐ1万は超える?とか。
いちおう船専属の医者と看護師がいるのですが、船でできる治療は限られています。
なので、船の治療設備ではどうにもこうにもムリ!となった場合は、航路を変更して陸の近くまで船を近づけ→ヘリで搬送、という措置をとっています。
私が乗船した77回クルーズでも、命にかかわるような怪我や病気になった乗客・クルーを搬送するため、何度も航路を変更しました。
クルーズ期間が、予定では85日間だったのに1日延びたのは、これが理由でした。
美容院 (6F中央)
予約制です。過去乗船者のブログを読んでいると、昔は船の美容師が外国人だったらしいのですがが、私のときは日本人の若い女性でした。
美容師の人曰く、利用するのはシニア客がほとんどらしいです。
乗船者の中には、現役の美容師がけっこういるので、ほとんどの若者は友達の美容師に切ったり染めてもらったりしていました。
忙しい船内生活を送っていた私は、自分の空いてる時間にカットを済ませたかったので、友達には頼まず美容院を利用しました。
前髪カットを3回ほど。値段は確か1回500円?くらいだった気がします。
船内のピースボートセンター (8F中央)
ピースボートのスタッフさんが常駐しています。
- 印刷物をコピーしたり、
- ガイドブックの貸出し、
- マッキー・ポスカ・ペンなどの備品の貸出し、
などなど。
船内新聞もここで配布されています。
レセプション (5F中央)
ジャパングレイス(ピースボートと提携している旅行会社)のスタッフが担当しています。
- オプショナルツアーの追加・変更・キャンセル
- 離脱する際の手続き
- 落し物の管理
などなど。
他にも、船内生活で困ったことがあれば、レセプションに相談すればOK!
船で生活していると、これは、「ピースボートセンター」に相談すればいいのか、それとも「レセプション」に相談すればいいのか、どっちなのだろう…?と、初めは混乱するかと思います。
分からない場合は、とりあえず近くにいるスタッフさんに聞いてみましょう。
夜間レセプション (5F中央)
レセプションがCROSEしている夜間は、ジャパングレイススタッフではなく、船のクルーが対応してくれます。
会話はもちろん英語です。
- うっかり鍵を部屋に置いたまま出てしまって、部屋に入れない!
- 夜中に寒くなってきて毛布がほしい!
等々の要望に対応してくれます。
プール (7F後方、8F後方、9F中央、11F)
- 7Fはキッズプール。
- 9Fは水深2mくらいある深いプール。
- 8Fと11Fはプールというかジャグジー(※そんなに熱くないのが残念)
ちなみに、乗船中にいつでもプールに入れるわけではありません。
私が乗船した77回クルーズは、わりと夏の気候でしたが、太平洋を横断した11月上旬は肌寒かったです。
また、雨の日・船が大きく揺れている日は入れません。
キレイな海がある寄港地はたくさんあるので、私はあえて船のプールに入ろうとは思えず、利用したのは1回だけでした。
スポーツデッキ (10F後方)
そんなに広いわけではないが、ボールが飛んでいかないよう全面ネットで覆われています。
サッカー・バスケ・バレーなどができ、とりわけ若い男の子がスポーツしている姿を見かけました。
ジム
24時間やってた気がします。(たぶん)
乗船者なら誰でも無料で使えます。
乗船前は、「ダイエットのために通う!」と意気込んでた私でしたが、結局1回も行くことなく、3か月が過ぎ去りました(笑)
ブロードウェイ(7F前方)
船の施設の中で、最も多くの人数を収容可能なスペースです。
大きなイベント事で使われます。前方に大きなステージがあり、さまざまな企画でお世話になるかと思います。
レストラン(4F中央、9F後方)
詳しくは、船内の食事に書いてあるので省略します。
美味しすぎて太る人が続出?!ピースボート船内の食事を写真付きで紹介!
カサブランカ (BARの名、8F中央、8:00~24:00)
シニア層が多かった気がします。
夜は、ピースボート専属ピアニストの演奏があります。(※毎日ではないはず…)
カサブランカ横には飲み水タンクがあり、そこで水の補充ができます。
バイーア (BARの名、8F後方、19:00~翌3:00)
ザ・若者の溜まり場です!(笑)
オシャレなお酒を飲みながら、音楽を流して歌って踊る!みたいな感じです。
「お湯」と「氷」は、カサブランカとバイーアでもらうことができます。ただし、ペットボトルはNGで、水筒のみ給水できます。
波へい (居酒屋の名、9F後方、17:30~翌2:00)
若者・シニアが半々くらいです。
この場所は2つの顔があり、朝・昼はレストラン、そして、夜は居酒屋へと姿を変えます。
イベント事の打ち上げは、だいたいここで開催されます。
日本の居酒屋のようなメニューが揃っています。
個人的に大好きだったメニューは「波へいうどん」と「お茶漬け」でした(笑)
とりわけ、お茶漬けはあのボリュームで300円なのでおすすめです!
数を上げていくとキリがないのですが、ここに書いてないだけで、オーシャンドリーム号にはたくさんのBARがあります。
ただ、お酒好きの若者のほとんどは、「バイーア」か「波へい」を利用してたようなので、そこに行けば沢山の乗船者と交流できますよ♪
(※77回クルーズ&オーシャンドリーム号の情報です。現在とは異なる可能性もございます)
- 発表済みのクルーズ紹介パンフレット
- 寄港地の見どころ・船内の雰囲気が分かるDVD
- 船旅説明会・ボランティアスタッフ説明会の案内
- おトクな早期割引情報
等々、盛りだくさん!
私が当時 資料請求したときよりも、さらにパワーアップした内容となってます。(なんと羨ましい…!笑)
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